エンネット株式会社 代表取締役社長 (工学博士、元国立大学大学院教授)

小山 昇 氏

直近のNEDO事業では“高速パルスおよび多重インピーダンス計測によるリチウム二次電池の劣化診断法の開発”を推進。機械学習的アルゴリズムを用いて、汎用電池の状態診断(SOH, 計測時温度)を高精度(5%以内)、かつ秒速で行う新しい手法を確立してきた。

【略歴】
工学博士、東京工業大(工)助手、米国カリフォルニア工科大研究員(3年間、分子機能電極の新分野を開拓)、東京農工大(工)助教授
1981年、同大教授1989年、同大大学院教授2012年3月に定年退職)2012年4月エンネット株式会社代表取締役社長(現在に至る)
【専門】
電気化学、エネルギー電子化学
【受賞】
日本化学会学術賞(「分子機能電極の基礎および応用」1989年)など
【出版物】
(1) 研究論文例;LIBの新しい硫黄系複合正極を提案した論文(Nature, 373, 598-600 (1995))、LIBの新しい劣化診断法を提案した論文(J. Power Sources, 306、62-69 (2016))など、(2) 著書例;〈著「Molecular Design of Electrode Surfaces」1992, John Wiley & Sons, Inc.) 、〈著「電気化学法」、1989年、講談社サイエンティフィク〉、〈監修/著「リチウムイオン二次電池の長期信頼性と性能の確保」、2019年、日刊工業新聞社〉〈監修・著「リチウムイオン二次電池の性能・劣化評価」〉など多数

エンネット株式会社 URL: http://energynet.co.jp/