セミナー

自動車分野の動向と対応策も紹介!
PFAS規制の最新動向と対応策
想定される代替手段:自動車業界編

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開催主旨

 2023年はじめに欧州の化学物質規制「REACH規則」において、有機フッ素化合物(PFAS)にかかる規制案が提示されました。PFASはその生体蓄積性や環境残留性から人体への有害性や環境への危険性が指摘され、世界各国で規制に向けた対応が進展しつつあります。例えば、PFASを製造する米スリーエム(3M)は2025年末までにPFAS製造の中止を発表しています。また、日産自動車がPFASの使用を段階的に制限するなどユーザーサイドでも自主規制を強化する動きが見られます。 ただ2025年中とされる、1万種類超のすべてのPFAS規制が発行した場合、18カ月の移行期間、特例としてさらに5年間または12年間の猶予期間があるとはいえ、各企業にはPFASの適正管理や使用削減、代替手段の探索および確保が求められます。一般に素材開発は10年単位の年数を要することから今からの取り組みは必須であり、また、投資が拡大する半導体製造プロセスが制限対象に入るなど、その取り組みが急務となる業界もあります。
 本講座では、フッ素樹脂およびフッ素樹脂コーティングの専門家を講師に迎え、対応に向け「待ったなし」といえるPFAS規制の最新動向から制限案の詳細までを解説します。また、専門家の観点から各業界で想定される代替手段を考察。自動車分野における業界動向と代替手段を紹介します。また、質疑応答を通じて、講師からアドバイスなどが受けられます。材料メーカーからユーザーまでPFAS規制への対応が求められる幅広い方の参加をお薦めします。

概要

日時 2024年 7月 18日(木) 13:00~17:00
(12:30 受付開始)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 44,000円(資料含む、消費税込)
※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。
主催

日刊工業新聞社

 

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

平山 中 氏(ひらやま なか)

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

1.PFASとは何か
1-1 PFAS物質と利用分野
1-2 PFASの定義
1-3 PFASが環境、健康に与える影響
2.PFAS規制の最新動向
2-1 PFAS規制とは(PFAS制限案)
2-2 PFAS規制がはじまる背景
2-3 PFAS規制の流れと猶予期間の概要
2-4 日本国内での対応(パブリックコメント)
3.PFASにおけるフッ素樹脂
3-1 フッ素樹脂の種類と用途
3-2 フッ素樹脂の製造方法
3-3 フッ素樹脂の性質
3-4 PFOA自主削減プログラム
3-5 PFAS規制の影響
4.PFAS制限案の具体的な内容
4-1 PFASの閾値(対象となる濃度)
4-2 他法令で規制されている物質の免除
4-3 用途ごとの特例(猶予期間)
5.各用途・業界で想定される代替手段
5-1 半導製造・化学工業
5-2 工業用・業務用の非粘着コーティング
5-3 食品接触材料
5-4 繊維産業
5-5 その他
6.クルマなど輸送機器業界で想定される代替手段
6-1 空調やモータ、バッテリなどを適切な温度に保ち続けるための
      熱マネジメント(熱マネ)システムへの影響と対応方法
6-2 フッ素ゴム部品(ガスケット、シール、ホースなど)への影響と代替手段
6-3 各種車載プラ部品への影響ほか
7.素材メーカーのPFAS対応の動向
 
8.想定されるPFAS規制の方向性とまとめ
 
9.質疑応答・技術相談

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