顕彰事業

(2007年)
第50回 十大新製品賞 本賞

新製品技術

2400kW風車「MWT92/2.4・MWT95/2.4」 (三菱重工業)

 出力2.4MW(Mは100万)風力発電設備で、羽根の回転直径92m(羽根の長さ45m)の国内向け「MWT92/2.4」と、同95m(同46m)の輸出向け「同95/2.4」の2タイプがある。陸用の風力発電設備としては業界最大規模だ。

 同社は80年に40kW風力発電設備を開発以来、日本の狭い国土を考慮に入れ、一つの風力発電設備で電力を増やすことを基本に大型機の開発を進めてきた。現行機は1MW機と2.4MW機をラインアップ。2.4MW機は、低風速域での高効率発電を実現し、空力荷重を低減した独立ピッチ制御を採用している。

 同92/2.4は毎秒70mの強風にも耐えられる設計。同95/2.4は羽根を長くし、発電性能を向上、1基使用した場合、平均風速毎秒8mで年約900万kW時を発電する。これは1800世帯分の電力に相当し、二酸化炭素(CO2)削減量6300トン分に匹敵する。2.4MW機は計680基(163万kW)を販売しており、今後、大幅な受注増を見込んでいる。

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