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読者が選ぶネーミング大賞
ネーミング
2021年度・第32回 読者が選ぶ「ネーミング大賞」
大賞は「アサヒ ビアリー」に決定
日刊工業新聞社は「第32回読者が選ぶネーミング大賞」で、大賞にアサヒビールの「アサヒ ビアリー」など15件を選定した。総投票数1万1055票のうち、大賞のアサヒ ビアリーは3138票を獲得した。アルコール分0・5%の「微アルコール」という新しいカテゴリーを創り出す上で「微アル」と「ビール」に近い響きを表現した。
読者投票では「微量のアルコールというアピールポイントを、うまく意味が分かるように名前に残している」(20代女性)、「心地よい響きの中にビール本来の味わいを実感できそう」(60代男性)など、ネーミング者の意図が伝わり、読者の支持を集めた。さらに、片平秀貴(ほたか)氏(丸の内ブランドフォーラム代表)ら4人の審査員による審査員特別賞も受賞した。
ビジネス部門1位はサンデン・リテールシステム(東京都墨田区、森益哉社長)の冷凍食品用自動販売機「ど冷(ひ)えもん」が選ばれた。「時代のニーズに合っていて、親しみやすい名前に好感が持てる」(40代男性)、「製品の特徴を的確に表現しており、親しみとユーモアがある」(50代女性)など親しみやすさなどが評価された。
生活部門1位には宇都宮工業(愛知県豊川市、土井昌司社長)と大和ハウス工業による、猫用自動洗浄トイレ「ネコレット」が選ばれた。「猫のかわいらしさとトイレの快適さが伝わるネーミング」(40代女性)、「トイレというワードよりもレットとしたのがスマート」(30代男性)などのコメントが寄せられた。
このほか、発想力に着目したアイデアネーミング賞2件、一目で印象に残るインパクトネーミング賞1件、洗練された印象を与えるスタイリッシュネーミング賞2件、遊び心があふれるユーモアネーミング賞3件が選ばれた。
第32回 読者が選ぶ「ネーミング大賞」(2021年度)受賞一覧
賞 | ネーミング | 企業・団体名 | |
---|---|---|---|
大賞 | アサヒ ビアリー | アサヒビール | |
生活部門 | 1位 | ネコレット | 宇都宮工業/大和ハウス工業 |
2位 | あんしんねんきん介護R | 東京海上日動あんしん生命保険 | |
3位 | マツゲ★デラックスWMOA(ウモア) | ファーマフーズ | |
ビジネス部門 | 1位 | ど冷(ひ)えもん | サンデン・リテールシステム |
2位 | やまびこレインジャー | キャニコム | |
3位 | NEWNO(ニューノ) | SMFLみらいパートナーズ 三井住友ファイナンス&リースグループ |
|
アイデアネーミング賞 | ふたタビ | イナバ | |
RANGESTAR(レンジスター) | 中村製作所 | ||
インパクトネーミング賞 | 収 NEW 1(シュウニューワン) | 日本生命保険 | |
スタイリッシュネーミング賞 | EVラボ | 永光自動車工業 | |
GAKUYA | 平山建設 | ||
ユーモアネーミング賞 | たべられマスク | 井口機工製作所 | |
ハカドルーペ | アイ・ティー・ケー | ||
パラパラドリル | 富士精工 | ||
審査員特別賞 | アサヒ ビアリー | アサヒビール |
「読者が選ぶ ネーミング大賞」とは
「読者が選ぶネーミング大賞」は毎年、読者の投票で優れたネーミングを選ぶ表彰制度です。日刊工業新聞に掲載した新製品、新サービスなどの中から、きらりと光るネーミングをノミネート。ビジネス部門と生活部門を設定し、読者の投票によって「かっこいい」「ユーモアあふれる」「忘れられない」「とにかくぴったり」など、これから長く広く愛されていくだろうネーミングを選定し、表彰します。