セミナー
【ライブ配信&録画視聴も可能】
最新!国際規格にもとづく
防爆安全設計と防爆エンジニアリング
~IEC 60079シリーズに準拠した安全設計から設備エンジニアリング、保守・点検まで~
開催主旨
防爆技術は、エネルギー関連プラントや関連設備の輸出などを背景に、ますます国際化への対応が必要となってきています。このような情勢の中、わが国でも防爆の国際規格であるIEC60079シリーズに準拠した国際整合技術指針が採用され、国際規格への対応がより一層求められています。
また、CO2削減への要請から水素エネルギーの活用への関心が高まっており、水素関連設備ユーザーや関連機器を開発する企業も防爆対応が求められています。そのため、従来になく防爆安全設計およびエンジニアリングへの関心が高まっています。
そこで、本講座では防爆電気機器の開発および防爆設備のコンサルテーションを手がける実務者が、IEC60079シリーズにもとづく防爆電気機器の安全設計から防爆設備のエンジニアリングまで、実務に役立てられるようやさしく解説します。具体的には、防爆の国際規格と各国の動向、爆発の防止と防爆エンジニアリングの実際、防爆電気機器の設備への適用などを詳しく紹介します。
防爆電気設備、防爆電気機器に関わる設計者やエンジニアなど幅広い方の参加をお奨めします。
本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。
概要
日時 | 2025年 2月 7日(金) 13:00~17:00 (開催当日の12:00まで申込受付) |
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受講料 | 39,600円(テキスト、録画視聴、税込、1名分) ※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
協力 | IDEC、日本認証 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係 TEL : 06-6946-3372 FAX : 06-6946-3389 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
1.防爆国際規格と各国の対応 |
1-1 防爆国際規格IEC 60079シリーズと規格構成、JIS化規格の動向 |
2.爆発の防止と防爆電気機器 |
2-1 爆発はなぜ起こるのか ①可燃ガス・可燃性粉じんの危険特性/②国内の危険物分類/③電気設備による着火源の種類/④爆発・火災の発生防止対策/⑤爆発物雰囲気の生成防止対策/⑥危険区域の分類の変遷 2-2 防爆電気機器とは ①防爆技術と防爆構造/②ゾーンに応じた防爆電気機器の選定/③防爆電気機器の適用使用環境ほか 2-3 爆発の防止と保護構造 ①防爆電気機器のグループ分類/②温度等等級ほか 2-4 爆発性雰囲気と防爆電気機器の分類 ①爆発性ガスと防爆電気機器の性能分類/②危険区域に適合するEPLおよび防爆構造/③防爆性能表示ほか |
3.国際規格にもとづく防爆安全技術 |
3-1 防爆電気機器の一般要件 ①IEC60079シリーズの規格構成・規格条項ほか 3-2 防爆電気機器の仕様と評価試験 ①各種防爆構造における総則要件/②着火源の隔離・制限に関する要件/②容器に関する要件・容器の衝撃強度/③非金属系材料に対する要件/④Exコンポーネントや引込部に対する要件/⑤耐圧防爆構造の原理ほか 3-3 保護構造ごとの設計要件(耐圧防爆、内圧防爆、安全増防爆、油入防爆、本質安全防爆、樹脂重点防爆構造・非点火防爆構造、本質安全+粉じん+機械安全認証の事例、粉塵防爆認証の事例ほか) |
4.防爆エンジニアリング |
4-1 防爆エンジニアリングのプロセスと規格 ④4-2 リスクアセスメントと保護方策 ①リスクアセスメントの義務化/②リスクアセスメントとリスクアセスメントシートの例/③爆発リスク低減のための保護方策 4-3 危険区域の分類 ①可燃性ガスの危険区域の分類手順/②放出源の特定とゾーンのタイプの決定/③換気の評価と危険区域の決定/④危険区域の事例/⑤可燃性粉じんの種類と区分、危険区域の事例 4-4 防爆電気機器の設置 ①防爆機器の選定/②危険区域に適合するEPLおよび防爆構造/③爆発性ガスと防爆機器の選定/④粉じん危険区域に適合するEPLおよび防爆構造、防爆機器の選定 4-5 防爆電気機器の施工と配線 ①防爆電気配線の実施例/②危険区域と防爆電気配線/③パッキン式引込方式/④金属管配線(シーリングフィッチング)/⑤本質安全回路の配線/⑥本質安全機器の設置 4-6 防爆電気機器の点検・保守 ①設備経年数と事故発生率の関係/②点検の種類と程度/③ガス工作物自主点検の場合/④点検表の活用/⑤保守の程度・体制と要員/⑥防爆電気機器安全資格ほか |
5.質疑応答など |