セミナー

【ライブ配信&録画視聴可能】
増補改訂!2日間で完全理解!
水素エネルギービジネスの世界動向と成長市場・キープレイヤー・注目技術

開催主旨

 カーボンニュートラル達成には水素エネルギーの利活用が不可欠との認識が広がり、本格的な社会実装に向けて世界は大きく動き出しています。水素は、EVでは力不足な大型・重量車両や船舶、航空機などに、また、火力発電や鉄鋼、化学工業の脱炭素化に、化石資源に代わる原・燃料として利用できます。さらに、水素には化石燃料の代替以外に「エネルギーキャリア」という、将来のエネルギー社会の中核となる機能も期待されています。
 本セミナーでは、水素エネルギーに精通する環境アナリストを講師に迎え、水素エネルギービジネスの世界の最新動向、日本の取り組み状況と将来展望など、技術面とビジネス面の両面から水素エネルギーの全体像を明らかにし、2日間でワールドワイドにおける成長市場とキープレイヤー、注目技術を理解します。
 ここ1、2年は、水素製造に関心がシフトしていることを受け、グリーン水素製造にかかる世界動向を追加で取りあげるほか、オマーンやシンガポールなど新たに水素戦略を打ち出した新興国の動向や、水素社会促進法案およびCCS(CO2回収・貯留)事業法案など国内動向を拡充して解説します。

本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2024年 12月 12日(木)14:00~17:00

2024年 12月 13日(金)14:00~17:00

 

12/12の12:00まで申込可能

受講料

39,600円(テキスト、後日の録画視聴、税込、1名分)

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)をメールにてお知らせします。

※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※録画参加を希望される方は、申込フォームの備考欄に、その旨をご記載くださいませ。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

西脇 文男 氏

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プログラム

【1日目(12/12)】

1.温暖化対策の切り札「水素エネルギー」
1-1 なぜ「水素」なのか?
1-2 「水素」に期待される役割と可能性

2.FCV

2-1 なぜ普及が進まないのか?
2-2 大型・重量車両はFCVが主役に
2-3 FCV開発・普及に向けた各国の戦略(米国・欧州・韓国・EV大国中国ほか)
2-4 トヨタのFCV世界戦略

2-4 FCVと水素ステーションの部材メーカー

 

3.FCV以外にも広がる水素燃料
   水素エンジン車・水素バギー・産業用車両・鉄道車両・船舶・航空機

4.発電への水素利用
     定置用燃料電池・水素発電・アンモニア発電  

5.産業部門の脱炭素化

5-1 水素還元製鉄

5-2 カーボンリサイクル化学製品

5-3 次世代クリーン燃料「e-fuel」

 

6.質疑応答

【2日目(12/13)】

7.カーボンフリー水素~コスト削減への挑戦
7-1 グリーン水素、ブルー水素(需要量・コスト見通しなど)
7-2 バイオマス由来水素・メタンの熱分解・水の熱分解・人工光合成(光触媒)・天然水素

8.エネルギーキャリアとしての機能と役割
8-1 再エネ発電導入拡大を可能に(P2G)
8-2 低コストの海外エネルギーを大量かつ安定的な輸入が可能に

9.世界と日本の「水素戦略」
9-1 先行する欧州
9-2 水素ハブ構築、水素生産税控除等、物量作戦の米国
9-3 全方位で水素実用化に突き進む中国

9-4 日本は低コスト水素の輸入に活路/水素社会促進法案とCCS(CO2回収・貯留)事業法案

9-5 水素輸出志向国の水素戦略(豪州、チリ、UAE、インドなど)

9-6 そのほか海外の新たな水素戦略(オマーン、シンガポール、ブラジル)

10.世界のクリーン水素プロジェクト
10-1 巨大プロジェクトが続々と(全体像、進捗状況、実現確度など)
10-2 各国の代表的プロジェクト(豪州、チリ、中東諸国など)
10-3 日本のグリーン水素製造の動向と注目技術

 

11.水素関連市場の世界のキープレイヤー

       水電解装置・燃料電池スタック・FCモビリティ・産業部門の脱炭素化に挑戦する企業ほか

 

12.水素エネルギー普及への課題と展望

13.質疑応答

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