セミナー

ライブ配信&録画視聴も可能!
デスクトップ型ロボで始める!
工程スマート化&スモール工場DX

ボトムアップ&アジャイル型で進める
新しい工程改善・生産高度化手法

開催主旨

 DX(Digital Transformation)が重要なキーワードとなって以降、ものづくり現場へのAI・IoTの適用が始まっています。さらには、今後の人材・人員不足を見据え、工場自動化・無人化への関心が高まり、協働ロボットに代表される産業用ロボットの導入が中小製造業でも進展しています。
 産業ロボットは「半完成製品」と表現されるように、その導入には教示作業に加え、PLCを介した既存設備との連携や同期などにかかるシステム構築が求められます。これらはロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)に委ねられことが多いですが、システム開発や変更にかかるSIerへの依存度が増し、かえって生産性の低下を招く場合があります。 
 そこで、注目されているのが「デスクトップ型ロボット」の活用です。産業用ロボットにカテゴライズされない同ロボットは20万円程度と低額なうえオープンソースの開発環境を活用するため導入負担がきわめて小さいです。ユーザー自身でカスタマイズなども容易に行えます。ピッキングはもちろん「からくり」や治工具類のイメージで大手自動車メーカー(例えば、トヨタ自動車や日産自動車)でも利用が拡大しており、工場自動化・生産高度化ツールとして認知されつつあります。
 本講座は、デスクトップ型ロボットの導入方法と適用可能なタスクを解説。デスクトップ型ロボットの操作方法と活用事例を通じて、その効果的な活用法を理解いただきます。生産現場の「からくり」との併用による工程自動化の例も学んでいただきます。併せて、小さなプロジェクトで工場DX(工程スマート化)を推進するアジャイル型の開発プロジェクトも紹介します。デスクトップ型ロボットによる工程改善を切り口にボトムアップ型の工程スマート化およびスモール工場DXの実際を掴んでいただきます。


 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2025年 2月 21日(金)14:0017:00

※当日13:00まで申込受付

受講料

33,000円(テキスト代、後日の録画視聴、税込、1名分)

※開催決定後、受講にかかります請求書(PDF)をメールにてお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

森田 康 氏

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プログラム

1.トップダウン式工場DXの限界
1-1 生産工程の再設計・再構築にはリスクを伴う
1-2 通常ロボットの導入による工場自動化の検討の難しさ
2.デスクトップ型ロボットによるアジャイル的工場DXの流れ
2-1 デスクトップ型ロボットとオープンソースの利用
2-2 アジャイル的工場DXの優位性
3.アジャイル的なデスクトップ型ロボットの導入事例
3-1  3-1 デスクトップ型ロボットの導入事例(大手自動車メーカーや分析機器メーカーなど)
 ①多品種少量ラインでのPick&Place/②ROS応用の品質検査・品質管理ほか
3-2 オープンソース技術の導入:ユーザー自身が改良・バージョンアップが可能
3-3 シングルボードコンピュータとオープンソースソフトウエア
3-4 「からくり」とデスクトップ型ロボットとの併用による自動化の検討
3-5 費用対効果で見る!デスクトップ型ロボットv.s.小型産業用ロボット
4.アジャイル的PoCの進め方
4-1 アジャイル的デスクトップ型ロボットのPoCの進め方と効果
4-2 要求品質の考え方
5.デスクトップ型ロボットと協働ロボットは何が違う
先行導入企業でのデスクトップ型ロボットの定義など(ロボット? or 工具?)
6.デスクトップ型ロボット(Dobot Magician)の概要
7.ビジュアルプログラミングによる制御開発(講師のデモを参考に後日、各自で操作体験していただきます)
8.Pythonの導入(講師のデモを参考に後日、各自で操作体験していただきます)
9.Teaching and Playbackの操作方法&デモ
10.システム構築の基礎(デモ)
11.小型協働ロボット「MG400」の使いどころ
11-1 自動車メーカーにおけるMG400の利用例
11-2 MG400の特徴を生かした用途とは?
11-3 費用対効果の見方(投資金額、システム構築にかかる工数など)
11.まとめと質疑応答 
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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