セミナー

【ライブ配信&録画視聴も可能】
協働ロボットのリスクアセスメントとSafety2.0システム構築術
~リスクアセスメントから保護方策の実施、妥当性確認、Safety2.0システムまで~

開催主旨

 2013年末に産業用ロボットにかかる労働安全衛生規則の一部改正の通達(基発1224)がなされて以降、共存環境下での運用を想定した「協働ロボット」が多数登場しています。自動車メーカーや自動車部品メーカーを中心に導入が進んだ一方、以前の安全柵を設置した運用に切り替えている現場も多いです。人協調生産に適したモノづくりではなかったことにおもな原因がありますが、協働ロボットの適切な運用により安全性と生産性の両立できなかったことにも原因にあげられます。
 そこで、本セミナーでは協働ロボットシステムのリスクアセスメントおよび設計手順を解説。協働ロボットシステムのリスクアセスメントならびにリスク低減手法、ロボットシステムの設計、妥当性確認の進め方を理解します。併せて、生産性と安全性の両立する新しい安全「協調安全(Safety2.0)」の概念と、Safety2.0の考えに即した協働ロボットシステムの構築手法も紹介します。さらには、運用事例が増えているAVG等への協働ロボットの搭載にかかる安全確保の考え方にも言及します。

 本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。本方法での視聴が難しい方は、他の視聴方法をご案内いたしますので問い合わせ先のメールアドレスまでご連絡ください。

概要

日時 2024年 6月 27日(木)13:00~16:00
2024年 6月 28日(金)13:00~17:00
受講料

49,500円(テキスト代、後日の録画視聴、税込、1名分)

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)をお知らせします。

※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。

主催 日刊工業新聞社
共催 IDEC、IDECファクトリーソリュージョンズ
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係 
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

岡田 和也 氏

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プログラム

【1日目(6/27)】
1.協働ロボットと関連規格
 1-1 協働ロボットおよび協働ロボットシステムの特徴
 1-2 産業用ロボットの法規制と関連規格(ISO 10218-1および2、ISO/TS 15066、ISO 13849-1など)
 1-3 協働ロボットの安全機能の概要
 1-4 協働ロボットシステムの構築の流れ
2.一般的なリスクアセスメントとリスク低減の進め方
 2-1 リスクアセスメント
 2-2 リスク低減(保護方策)
3.質疑応答
【2日目(6/28)】
4.協働ロボットシステムの安全化の流れ
 4-1 協働ロボットに必要な安全機能
 4-2 協働ロボットシステムでのリスクアセスメント
 4-3 協働ロボットのリスク低減方策とセーフティコンポーネント
 4-4 適合宣言書と技術ファイル
5.制御システムの安全関連部(SRP/CS)のリスクに応じた要求レベルの決定と妥当性評価
 5-1 SRP/CSの考え方と評価方法
 5-2 ISO 13849の「パフォーマンスレベル(PL)」とIEC 62061の「セーフティインテグリティレベル(SIL)」の関係
6.協調安全Safety2.0に準じたロボットシステムの概要
 6-1 協調安全Safety2.0
 6-2 「Collaboration Safety Level(CSL)」に基づく協調安全水準の評価
 6-3 Safety2.0にもとづく協働ロボットシステムの例
7.質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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