セミナー

新人設計者の即戦力化に必須! 加工現場泣かせの設計をやめる!
形状、精度、コストで最適な設計をするための「部品加工の基礎知識」【切削・研削・板金加工を学べる1日コース】
-現場経験のない設計者、加工の知識を得たい営業・販売担当者にもおすすめ!-

開催主旨

以前から加工方法の基本的知識が乏しい設計者が描いた、加工困難な形状の部品図が見受けられます。現場では設計意図を再現することが優先されるので、加工工数を増やして、時間をかけてでも図面に描かれた通りの形状を作ろうとします。しかし、その情報が設計者にフィードバックされることはあまりありません。
さらに、設計現場と製造現場が離れた場所にあるために、加工知識を得たくても機会に恵まれない設計者も少なくありません。
当講座では、そうした設計者の方々に向けて、設計意図に忠実に、なおかつ加工しやすい部品設計のために、最低限必要な加工の基礎知識を学んでいただきます。
また、設計者が意識しない加工コストに関する基本的な考え方も知っていただきます。

【受講後に習得できる知識】
・切削加工、研削加工に用いられる工作機械の動作原理
・工具の知識と加工の基礎知識
・板金加工の原理と基礎知識
・各加工を考慮した製図のポイント
・各加工法のメリットとデメリット
・製造原価の構成と内訳を知ることで基本的なコスト意識ができるようになる

【主な対象者】
・新人設計者
・現場経験がない方、あるいは幅広い加工方法を学んで現実味のある設計をしたいと考えている方

 

概要

日時 2025年 2月 21日(金) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

藤崎 淳子 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

1. 機械加工の代表・旋盤加工とフライス加工
 1.1 素材に合う加工法を検討する
 1.2 切削加工とはなにか
 1.3 旋盤加工の基礎
 1.4 フライス加工の基礎
 1.5 設計上の留意点
 1.6 工作機械がもつ能力の限界(母性原理と分解能)
2. 幾何公差と寸法精度を出す研削加工
 2.1 平面研削盤の仕組みと研削砥石の選びかた
 2.2 円筒研削盤とセンターレス研削盤の違いと使い分け
 2.3 設計上の留意点
3.板金加工のプロセスと切断加工の基本
 3.1 板金加工とは
 3.2 切断と打ち抜き加工の原理
 3.3 設計上の留意点
4.曲げ加工の基本
 4.1 曲げ加工の原理
 4.2 設計上の留意点
 4.3 板金加工と量産プレス加工の違い
 4.4 【演習】展開寸法の計算と、部品の展開図作成
5.部品加工に関わるコストの考え方
 5.1 製造原価計算の基本
 5.2【演習】形状を見て加工方法と加工費を推定する
6.まとめ・質疑応答
※講習のはじめと終わりに、お持ちの知識に対する実力診断テストを行います。

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