セミナー

【ライブ配信セミナー】
わかりやすい
技術文書の基本と作成のコツ【演習付】

開催主旨

技術者としての長年の経験と、社内外の文書作成、添削指導を行ってきた実績をベースに、技術文章を書く上での基本スキルと文書作成のポイントを豊富な添削事例の提示と演習を組み込んでわかりやすく解説する。生成型AIで文章を作成する方法と注意点も述べる。

 この講座では基本的な文章作成の考え方から技術者として必要な文書の作成方法まで、実例を挙げながら学習します。講師はプラントエンジニアリング技術者として、設計作業や業務連携、伝承技術集成、技術教育業務を担当してきました。顧客向け、製作者向け、社内向け、そして業界向けの文書作成と添削指導を行ってきた経験に基づいて分かりやすく説明します。
 本講では、まず、文章書きの基本的なスキルはどのようなもので、日常的にどう文章力を強化すればよいのかを述べます。それらを踏まえ、打合せ議事録、トラブル報告書、実験報告書、各種提案書、宣伝資料、謝罪文など、仕事で用いられる内部文書に加え、論文、雑誌記事、取扱説明書、納入仕様書、購入仕様書など外部に提出する技術資料を念頭に置いて書き方のポイントを示します。講義は、豊富な添削事例を提示しながら、どうすればより良い文章を書くことができるのかを受講者とともに考えながら進めていきます。ChatGPTなどの生成型AIを文書に利用する方法と注意点を述べます。また、文章作成、間違い探しなどの演習を適宜織り込んで、理解がより深まる構成となっています。

習得可能知識

1.基本的な文章作成スキル
2.各種技術文書の実践的な作成技術(ポイントとコツ)
3.演習による自身の文章力の確認と文書作成力向上方法の習得
4.生成型AIを利用する方法と注意点

 

概要

日時 2025年 3月 26日(水)10:00~16:30
(9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:39,600円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 講座開催の3営業日前17:00〆切
※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。
原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。

【営業日】について
営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。

(例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

小波 盛佳 (こなみもりよし)氏

プログラム

1.文書作成の心構え
1.1 技術文書は文学と異なる
1.2 気ままに書いたものは冗長である
1.3 読み手を特定してイメージする
1.4 読み手の気持ちを考える
1.5 読み手に信頼感を与える
1.6 変化する日本語の作法に対応する
2.技術文章の基本
2.1 基礎的事項
2.2 推論のよりどころ
2.3 文書の構造
2.4 論述の進め方と順序
2.5 結論の示し方
2.6 気の利いたひねり
3.文の作成
3.1 正確さと厳密さ
3.2 文法上の誤り
3.3 他の方法による表現
3.4 ものごとの並べ方
3.5 用語を解説する方法
3.6 敬語の使い方
4.用字用語の使い方
4.1 使う言葉の選び方
4.2 顧客との関係に伴う用語
4.3 時の表現の難しさ
4.4 使える文字
4.5 送り仮名と仮名書き
4.6 単位の使い方と表記法
4.7 格助詞「の」の意味と使い方
4.8 ローマ字の表し方と入力方法
4.9 英語の語尾の長音符号
5.文章作成の手順
5.1 実際の文章作成の流れ
5.2 著述の流れ
5.3 文書に必要な項目
5.4 句点・読点の打ち方
5.5 文章の修正
5.6 最後の文チェック
5.7 文書の内容を充実させる方法
6.技術文書作成の実践(主な内容だけ説明)
6.1 技術関連の文書
6.2 打合せ議事録
6.3 取扱説明書、操作基準書
6.4 実験報告書・論文
6.5 調査報告書
6.6 稟議書(起案書、立案書)
6.7 新規事業提案書
6.8 改善等提案書
6.9 公的補助金申請書
6.10 トラブル報告書
6.11 特許申請関連書類
6.12 納入(見積・受注)仕様書
6.13 購入(引合・発注)仕様書
6.14 機器仕様リスト
6.15 各種設計図の補足書
6.16 出張報告書
7.文章作成の勉強法
7.1 良い文章に触れる
7.2 よく考えてたくさん書く
7.3 試験を受ける
7.4 文章法の本を読む
7.5 文章講座を受ける
7.6 今から勉強していく方法の例
7.7 参考書
8.テキストの付録資料
1) 文のつながりを示す接続語句
2) 技術系の用語・漢字と常用漢字
3) 送り仮名の付け方 
4) 公用文における漢字使用等について 
5) 単位の表記方法 
6) ローマ字の表し方と入力方法
7) である・ですますの変換法
8) 技術文書における読点(、)の打ち方
9) 文章のチェックと校正
10) 技術系用「異字同訓」の漢字の使い分け例
11) オズボーンのチェックリスト
12) 実験報告書・論文の書き方
13) 定型実験レポートの作法
14) 稟議書2例
15) 採用された開発テーマの公的資金申請書(要約)例
16)平仮名書きと漢字書きの早見表
17)一般技術原稿の提出直前チェックリスト
18)ChatGPT などの生成AI で文章をまとめる方法と注意
9.演習(講座内で3または4回に分けて実施)
 演習1,2 実際の添削例からの間違い探し演習
 演習3,4 取扱説明書、ご連絡書の作成
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