セミナー

図面・設計意図を読みとるテクニック Level 00
図面の読み方 図面って、どない読むねん!

開催主旨

 図面には投影図に加え、寸法線や専門用語で書かれた注記や各種製図の作法に即した記号などがちりばめられており、製図の知識がない人には“難解な暗号”のように見えるかもしれません。しかし、図面に描かれた情報は、言語や文化の異なる人たちにも正確に伝わるよう、世界共通の伝達手段として、設計者の意思が投影図や文字・記号として表現されたものです。そして、モノづくりに携わる、あらゆる立場の人たちが図面を読み解くことで、設計意図を正しく反映した製品ができます。オーケストラ団員が譜面を読み取り、美しい旋律を奏でるのと同じであり、設計者ではないからといって、基本的な形状の名称や専門用語、製図で使う記号や注記の意味がわからないようでは、正しいモノづくりができません。
 本講座では、生産技術や生産管理部門の方はもちろん、客先と打ち合わせをする営業部門の方に向け、図面によく用いられる用語や投影図、各種記号を解説します。形状を的確に理解し、第三者に伝える能力を身につけるための一歩としてお役立てください。

受講対象
製図を今一度見直したい技術者、設計者。生産技術者や加工現場の作業者。営業、購買、生産管理など実務で図面読解が必要な方。
CADオペレータ・トレーサー。

※本セミナーを受講される方には、受講者特典として山田学氏著書『図面って、どない読むねん!LEVEL00第2版―現場設計者が教える図面を読みとるテクニック―』(日刊工業新聞社)を無料進呈します。


※「4色ボールペン」があると望ましいです。

 

概要

日時 2024年 5月 14日(火)10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社
総合事業局 セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

藤崎 淳子 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

 Ⅰ.図面の基本を知らなければ会話もできない!
 [1]業務の中の図面の役割
   一般的な製造業における業務の流れと図面の役割
 [2]実力診断テスト
    ○×クイズによる現状知識の確認
 [3]図面要素
    図面にはどんなものが描かれているのかを知ろう
 Ⅱ.図面を見て形状がイメージできる、これが第一歩
 [1]「投影法」・・・立体を平面上(図面)に表す方法を知る
 [2]一般的な投影法「第三角法」で描かれた形状を読み取る
   ミニ演習 投影図の描きとり練習
 [3]脳を使ってイメージするトレーニング
   演習 フリーハンドによる立体図・平面図の作成〈図解力の向上〉
 Ⅲ.図形をより具体的に類推するための情報を読み取る
 [1]形状を表す寸法補助記号
   φって? Rって? Cって? tって?
 [2]図面に必須の特殊記号
   Mって? キリって? H7って?
 [3]図形以外の情報がヒントになる
   用紙サイズと尺度、部品名称、材質
  演習 寸法で表された部位を探る
   〈寸法がどの形状を表現しているのか理解する〉
  演習 寸法に関係する記号を反復練習〈記号の意味を理解する〉
 Ⅳ.まとめ
 [1]実力確認テスト
   ○×クイズによる習得知識の確認
 [2]質疑応答
  ※講義テキストには、「図面って、どない読むねん!LEVEL00 第2版」を併用します。(受講料に含まれます)

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