セミナー
【ライブ配信セミナー】
生産部門、サービス部門を問わず、問題解決能力が身につく
簡単!使える! QC7つ道具から重回帰分析までを使った有効な現場改善手法入門講座
開催主旨
品質とコストはトレードオフの関係にある、という言葉を聞きますが、品質を良くすればコストは下がり納期も短くなるので、相乗効果によって、むしろ全体の生産性は上がるものです。品質向上は製造現場だけではなく企画・営業、開発・設計、生産技術、顧客サービスなど全てのモノづくり、サービスマネジメントに必要です。このための基本的かつ重要な手法としてQC7つ道具があります。
すでに多くの職場で導入・活用されている手法ですが、つじつま合わせの発表資料になっている、改善活動にあまり役立てられていない、というケースがよく見受けられます。改善活動を活性化させるには、QC7つ道具を目的に合わせて使い、PDCAをしっかりと回していくことが大切です。
本セミナーでは、後付けの資料にならずに、日々の業務に役立つものにできるQC7つ道具の使い方を習得していただけます。又、QC7つ道具を通じて推定される多要因の深堀として、重回帰分析を用いた定量的なデータ分析手法を合わせて習得し、問題解決の強力なツールを身につけることができるようになることを目指します。
※予備知識は不要です。Microsoft Excelが搭載されているパソコンがあれば受講効果が高まります(必須ではありません)。
<受講対象者>
①生産部門、サービス部門を問わず、問題解決能力を身につけたい人
②新入社員教育の一コマとしての活用
③重回帰分析の初歩を身につけ、定量的な解析も同時に実施したい方
概要
日時 | 2024年 6月 13日(木)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
---|---|
会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:48,400円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
1. QC的問題解決アプローチ |
(1) 問題解決アプローチとPDCA (2) QCストーリーにそった活動 |
2.統計データの基本としての層別 |
(1)グラフの読みも層別しないと間違える (2)効果的な層別方法 |
3.QC7つ道具の手法別解説とキーポイント |
(1) チェックシート:すべてのスタートポイント、つけるだけでも改善のきっかけに。 ①記録用チェックシートと要因分析により、不良の原因を探る ②点検用チェックシートで不具合を未然防止するときのチェックシート作成上の注意点 (2) 特性要因図:きれいな図はダメ。カレイの骨よりゴジラの骨に。真因への議論に。 ①特性は悪さ表現(対策型)、良さ表現(原因型)どちらがよいか? ②ご法度のいろいろ(体言止め、中骨止め、カレイの骨)と回避法 ③データとって進めるもの、議論で決めるもの、どうやって進めるか? (3) 散布図:関連性調査の王道。原因と結果の相関、回帰関係の定量的な方法。 ①正相関と負相関、相関係数にだまされていませんか? ②層別すると、正相関になったり、負相関になったり。層別の重要性について。 ③原因(x)、結果(y)のとき、目標yにしたいときのxを回帰式から出すのは誤り! ④ばらつきまで考えて回帰式を考えないと失敗する場合があります。注意点を! (4) グラフ:適所適材に使えば、これだけで改善ツール。プレゼンに有効なグラフとは? ①グラフの書き方ひとつで、判断ミスをおこしてしまう!正しい使い方、見方を! ②見栄えのするグラフの一工夫 (5) パレート図:2割の項目が全体を制する。現象別より原因、要因別に。 ①分類項目をどう選ぶかで、役に立つ、役に立たないが決まる! ②エクセルそのままは正しいパレート図にならない。修正方法を示します。 (6) ヒストグラム:意外と多い、間違った書き方。正規分布も二山分布に!正しい書き方を! ①二山分布だ、裾引きだという前に、正しい書き方をしていますか?書き方で変わります! ②書き方で変わるので、正しい書き方をしないと、判断ミスにつながり役に立ちません。 (7) 管理図:工程の安定状態の判断や異常傾向の「見える化」にぴったりです。 ①管理限界線の3σは、データ全体のシグマとは違います。正しい意味と計算法を! ②管理図異常傾向を正しく理解して、役に立つ管理を実行しましょう。 |
4.重回帰分析を活用しよう:特性要因図や散布図をより深く解析するツールを簡単に解説。 |
(1)重回帰分析でわかること=多くの原因がからむときの関係が明確になります ①偏回帰係数、決定係数、等々の難しい用語を実践的に簡単に理解できます。 ②現存するデータから算出するので実験の必要がなくても、最適化が可能です (2)重回帰分析の実践上の注意点(初心者が誤りやすい注意点と回避策) ①回帰式で説明変数(原因系)の係数がプラスでも、正相関とはいえない場合があります。 ②説明変数の係数が大きければ効果が大きいとはいえません。 ③目標予測として使うには、逆回帰の考え方が必要になります。(単回帰でも同じことです) |
5.まとめと質疑応答 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |