セミナー
多品種小ロット工場のための「工場レイアウト・構内物流改善」の進め方
開催主旨
多品種小ロット工場の動線改善は、構想力と設計思想が決め手です。
従来の二次元的発想では、うまくいきません。
そこで、立体+時間も合わせた四次元的発想が大切になります。
そして、生産性向上の最後の切り札が、誰も重要視していなかった構内物流改善です。今までになかった発想で、構内物流改善を紹介します。
成功事例を、ビデオでも紹介します。
多品種小ロット化や短納期化の必要性が高まり、工場ではさらなるリードタイム短縮の課題解決が求められています。目先や小手先の改善では、その変化に対応できなくなっています。その解決の糸口は、工場のレイアウト改善と構内物流の2つにあると考えます。
工程や作業の変更や改善ではなく、まず工程と工程のつなぎを良くするという設計思想の考え方です。工程間のつなぎがスムースになれば、工程間の情報のフィードバックが改善されて、品質が良くなり、仕掛や在庫が削減でき、リードタイムが短縮できるという考え方です。
現状の諸問題を解決して、あるべき姿を実現することを目指すには、根本的な思想に基づき工場レイアウト設計を考えることが必要です。そのためには、静的・平面的な捉え方ではなく、動的・空間的な視点で、品質・納期・コスト(生産性)を改善に導く発想が必要です。本セミナーでは、工場レイアウト設計の考え方と今までになかった発想での構内物流改善の実践ノウハウを、多く交えて紹介します。皆様のお悩みに少しでも解決の糸口が、このセミナーでヒントになれば幸いです。
こんなことが学べる講座です。
●従来型IE発想を超えた全体最適化
●工場レイアウト成功のための条件
●工場の動線改善の進め方
●ライン改善の進め方
●構内物流改善のステップ
概要
日時 | 2024年 6月 18日(火) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩12:30~13:30) |
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会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
1.生産革新の基本的な考え方 |
1)生産革新の目的は、原価低減と価値向上の2つ 2)IE的発想だけでは限界がある。部分最適ではなく全体最適を目指す |
2.工場レイアウト成功の条件 |
1)設計思想のないレイアウト計画は失敗する 2)四次元的発想(立体+時間)と現場主義で考える 3)まず工場のあるべき姿をデザインする 4)工程設計から生産システム変更を検討する 5)品質と納期優先で、生産性向上とコストダウンを狙う |
3.工場の動線改善はこう進める |
1)長く不安定な工程は、密度の高いラインに再編する 2)幹線道路の設定と水すまし活用で生産性向上 3)コンペ方式で現場の知恵を盛り込む 4)段ボールを使って、実際に人もモノも動かしてみる方式(ビデオ、写真紹介) 5)仕掛を大幅に減らすレイアウト改善の進め方 |
4.ライン改善の進め方 |
1)完成品までの工程を分解して、現状の課題を知る 2)各工程のネック(品質・作業性・工数など)を把握する 3)「魚の骨図」によるライン改善の方法 4)段ボールや人を使って、すぐできるシミュレーションの進め方 |
5.構内物流の効果的な改善手法 |
1)構内物流は、競争力に差をつける最後の武器 2)水すましが運行しやすいように、十分な通路を確保する 3)ピッキング工程の2ハンド化で、ミス防止と工数削減する 4)現場改善を行いスペースを確保し、「改善コーナー」を設置しよう 5)「改善コーナー」による改善推進の実践事例、誰でもすぐに改善ができる仕掛け |
6.工場レイアウト改善事例 |
1)製造リードタイム短縮で、競争力の強化ができる 2)レイアウト改善で、余剰な仕掛や在庫を削減できる 3)品質向上と工数削減で、新たな投資ができる 4)納期遵守率が向上し、営業部門の負担が軽減できる 5)職場の活性化と工場のショールーム化が実現できる |