セミナー
見積書のカラクリを見抜け!
値上げを防ぐ!「見積書の読み解き方」と「価格交渉の進め方」
~材料費高騰と円安時代を生き抜くための必須ノウハウ~
開催主旨
アフターコロナを見据え、各国が一斉に経済再開に取り組む中、急な経済再開に、肝心の生産体制・物流が追い付かず、今やモノづくりの現場ではあちこちで品不足・材料費高が起きております。
こうしたことから、仕入れ、外注費と様々なモノの値段が上がっていっておりますが、注意してください!
その中には【便乗値上げ】も少なくない割合で起きています。
こんな状況で
「値上げは困る!とにかく安く!」
…と慌てて見積書を集めて、外注先や購買先に「勢い+根性」で値下げ交渉をしても、「無理です」と業者に突っぱねられるのがオチです。
「見積書のカラクリ」を知り、的確にポイントを指摘できなければ、値下げなど上手くいくわけがありません。
近年、IoTやAIの取り込みなど、製造業を取り巻く環境は、時代の流れと共に変化していますが、製造業がコストダウン活動に取り組まねばならないことは不変です。他業種と違って、売値(予算)も納期も仕様(品質)も予め決まっている製造業において、「安く作る」ことこそが利益の源泉、社員の給料の源泉だからです。
本講座では、値下げ交渉・コストダウンに取組むに当たり必要な「原価・原価計算・原価管理」について、最低限知っておくべき事項に絞り、簡潔に解説いたします。
見積もる品目について、原材料と購入品、外注加工品の3つに分類し、見積書作成の段階から成約までを鳥瞰し、見積書から入手すべき情報とその読み解き方、コストダウンに向けて確認すべきポイントなどを解説いたします。
また、いくつかの見積書を事例として紹介し、コスト見積、見積書の妥当性判断の仕方、コストダウンを行うときのポイントを解説いたします。
品不足・材料費高騰時代を切り抜けるため、「見積書のカラクリ」を「見抜く技術」は、企業にとって、必須の知見です。
業務経験の浅い担当の方でも具体的なアクションイメージが持てるような構成にしておりますので、是非、受講して下さい。
ご受講特典として講師著『製造業のための目標原価達成に必要なコスト見積もり術』(日刊工業新聞社)を進呈します。
概要
日時 | 2025年 1月 16日(木) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩12:30~13:30) |
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会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:48,400円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込みについて |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
0.はじめに |
1) 見積もりと原価計算の違いとは? 2) 見積書と会社の業績の関係 3) 見積もりに必要な要件とは何か?企業の見積書を事例に考える |
1.まず、見積書を見てみよう<事例1> |
1) 見積書に記載されている内容に注目 2) 見積書に課題はないか 3) 効果的な見積もり方法とは 4) 購買担当者(バイヤー)に求められる能力 5) 購買担当者(バイヤー)の3つの役割 |
2.見積もりの「解読」に必要な基礎知識 |
1) 品目売価の求め方 2) 材料費の求め方 3) 加工費の求め方 4) その他の費用 |
3.見積書に出てこない「見えないコスト」を考える<事例2> |
1) 見えないコストとは? 2) 見えないコストを計算する 3) 外注方針と調達方針の大切さ<事例3> |
4.見積もりの手順とコストダウンの準備 |
1) 購入条件とコストダウンの準備を考える 2) 見積もり計画の準備項目を整理する 3) 見積書の入手の仕方 4) 見積書の査定の仕方とコストダウンの着眼点 5) 価格交渉(商談・技談)の進め方 |
5.購入品、外注加工品、原材料の「値下げ(コストダウン)」の着眼点 |
1) 購入品のコストダウン・アプローチの仕方 2) 外注加工品のコストダウン・アプローチの仕方 3) 原材料のコストダウン・アプローチの仕方 |