セミナー
簡単!すぐデキる!【事例で学ぶ】
「組立作業、機械加工、搬送作業」の簡易自働化のツボとコツ
~毎日の作業をもっと楽に、速く、簡単に!人と機械の最適組み合わせで省人化
開催主旨
「コストをかけた割に結局うまく生産性が上がらなかった」
むやみに何もかも機械化・自動化を目指すとそんな悲惨な結果になってしまうことが往々にあります。
我々、製造現場に課せられた命題は、最小のエネルギー(労力)で最大の効果(生産)を上げることです。
本セミナーでは、機械を外部業者に作らせるのではなく、故障してもすぐに自分たちで直せる、「DIY感覚でできる簡易自働化」=「おカネをかけず、現場の簡易自働化で生産性を上げる方法」について解説いたします。
例えば、治工具や設備を少し工夫し手を加えれば、今よりもっと楽に、速く、簡単に!作業ができるようになります。
自働化を進めるためには、トヨタ生産方式の5S活動が基本となります。
ニンベンの付いた「自働化」は、トヨタ生産方式で使われる言葉です。
「自働化」とは、作業のムダを廃除し、人間の知恵を盛り込んで、異常があればすぐに止まる機構を組み込んだ設備や機械のことをいいます。
また、「人のやるべき仕事」「機械を利用すべき仕事」を明確にし、最も効率的に作業ができるよう、上手く組み合せる必要があります。
本セミナーでは、現場の作業者が知恵と工夫・経験をもとに、自働化の進め方について解説します。特に、人と機械のミスマッチが起こりやすい「組立作業・機械加工・搬送作業」に重点をおいて事例を交えて解説いたします。
また、お金をかけずにできる「からくり」の原理原則を紹介し、それらを活用した自働化のヒントやポイントもあわせてご紹介します。現場ですぐに実践できる内容なので、多くの方のご参加をお待ちしております。
概要
日時 | 2024年 6月 20日(木) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩12:30~13:30) |
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会場 | 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業局 セミナー事業部 TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
東京都中央区
日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル - セミナー会場案内図
プログラム
1.自働化を進めるにあたって |
0.自働化と自動化の違い ・簡易自働化は、誰にでもできる自働化を目指しています ・本題に入る前に一緒に考えてみましょう 1.トヨタ方式のフレームワーク 2.5Sは生産活動の基本の基本 3.5Sに目で見る管理を加えて、ムダを発見する 4.自働化の背景 5.JITと自働化と平準化の関係 6.自働化とは? 補足 ムダについて 7.強い工程をつくる ①高い信頼性 ②高い効率性 ③高い柔軟性 |
2.自働化をする前に、知るべき重要なポイント |
1.一つひとつの動作のバラツキを抑えること 2.ムダを廃除してから、自働化に取組む 3.必要な機能を絞り込んで、知恵を出すためにできるだけ安くつくる(お金を掛けない!) 4.からくりの考え方も盛り込む 5.自働化へのステップのまとめ |
3.『組立作業』自働化コンセプトの考え方 |
1.作業手順を、9つの動作に分解してみます。 ①部品引き取り、②ワーク位置決め、③部品の選択、④部品取り、…… |
4.『機械加工』自働化コンセプトの考え方 |
1.作業手順を、10つの動作に分解してみます。 ①ワーク引き取り、②ワーク取り付け、③ワーク締め付け、④スイッチ作動、…… |
5.『搬送作業』自働化コンセプトの考え方 |
1.作業手順を、6つの動作に分解してみます。 ①出庫、②荷揃え、③積み込み、④搬送、…… |
6.からくりを使って、自働化に挑戦してみよう |
1.からくりをモノづくりに活かす 2.からくりの10の原理原則を紹介 ・テコ、滑車、回転を伝える力、動きを変える機構などがあります 3.身近なものを使って実践しよう |
7.参考文献 |