セミナー

【ライブ配信セミナー】
大手企業も採用する!

生産性をキッチリ測り、儲けを生み出す 新・生産性改革手法
-投入された資源(ヒト・モノ・カネ)に対する「利回り」で生産性を評価する「面積原価管理」を学ぶ-

開催主旨

現在、日本の多くの企業では、従業員の給与や資材価格上昇への対応のため、生産性の改善は喫緊の課題となっています。
しかし、生産性の定義が曖昧で定量的に把握する事ができておらず生産性の改善が進んでいません。
現状のKPIでは、複数のKPI間(在庫と売上など)のバランスを見ながら生産性を評価していく必要があり、これらのトレードオフのため、改善案の評価ができません。
当研修では、生産性評価に時間軸を加えた「面積原価利益率」を紹介します。面積原価利益率は、投入された資源(原材料・製品・人・設備)に対する「利回り」で生産性を評価するものです。「面積原価利益率」によりSCMの生産性を一義的に決めることができます。
面積原価管理によって解決できるSCMの課題(例)は、以下の通りです。
・欠品と過剰在庫
・製造ロットサイズと製造タイミング
・適正在庫
・利益を最大化するプロダクトミックスの検討
・サプライチェーン設計
・内外作の検討
・設備投資評価
当研修では、単なる理論的な概念の習得に留まらず、現場で生産性を評価するためのBI(ビジネスインテリジェンス)や生産性シミュレータについても、演習を交え学習します。
さらに、導入の進め方や導入における考慮点を解説します。
なお、当研修の元になっている生産性改革手法:面積原価管理は、既に10年以上の歴史と実績(大企業6社、中小企業9社)のある手法です。
特に、ライオン株式会社へは、2年以上に渡って継続して採用されており、欠品や過剰在庫の削減など色々なSCM課題解決に大きな効果を上げています。

 

事前予備知識

特に前提知識は必要としないが、企業の業務や経理の一般的知識があれば理解しやすい。

受講対象者

・マネジメントレベル: 経営者を含む現場管理者以上のマネジメント
・部門: SCM、経営企画、生産管理、生産、販売、事業部

習得可能知識

・SCMの生産性向上を阻害する問題と原因
・正しい生産性評価の方法とKPI:面積原価利益率
・面積原価管理で実現できるSCM課題とその実現方法
・現状の生産性評価のためのBI活用法
・生産性課題を解決する生産性シミュレータ
・生産性改善事例
・導入の進め方

 

概要

日時 2024年 6月 17日(月)13:00~17:00
(12:30 ログイン開始)
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:35,200円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 講座開催の3営業日前17:00〆切
※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。
原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。

【営業日】について
営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。

(例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業局 セミナー事業部
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込みについて

講師

小山 太一 氏

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プログラム

1.日本の生産性の動向
 1.1 日本の生産性の現状と諸外国との比較
 1.2 日本の生産性の変遷
 1.3 生産性向上のための外部環境からの要求と対応
2.企業の生産性改善が進まない理由
 2.1 生産性が改善できない理由:デミング博士の指摘
 2.2 従来から使われてきた生産性評価KPIの問題点
 2.3 部分最適なKPIとKPI間のトレードオフ
 2.4 曖昧で弱いKPI間の関連
 2.5 生産性と効率の違い
 2.6 生産性評価における問題の本質は「時間」ディメンジョンの欠如
3.新しい生産性評価指標:面積原価利益率
 3.1 そもそも企業の目的とは?
 3.2 生産性評価の常識と現実の矛盾
 3.3 新しい生産性評価指標:面積原価利益率
 3.4 面積原価の分類:活動面積原価と待ち面積原価
 3.5 活動面積原価と待ち面積原価の削減効果
 3.6 演習:面積原価利益率の計算
4.面積原価管理による改善の定石に対する評価
 4.1 外段取り、サブライン化の効果定量化
 4.2 分業対ライン化の比較
 4.3 面積原価管理の思想の源流はトヨタ生産方式
 4.4 稼働率維持のための先作りの弊害
5.面積原価利益率の改善と財務の関係
 5.1 ケース1: リードタイム短縮と値下げ
 5.2 ケース2: 多能工化・省人化・変動費化
 5.3 面積原価利益率の等価曲線
 5.4 面積原価管理による事業戦略
 5.5 生産性DXによるハイパフォーマンス・カルチャーの実現
6.実現できること、およびその実現方法
 6.1 適用領域と施策
 6.2 BI活用による問題点抽出と原因の特定
 6.3 生産性シミュレータを使った将来の計画の評価・最適化
 6.4 欠品と過剰在庫の削減・最適化
 6.5 製品のポートフォリオ・マネジメント
 6.6 グローバル・サプライチェーンの最適化
7.BI活用による問題点の抽出と原因の特定の方法
 7.1 BIとは?
 7.2 BIによる企業活動の可視化
 7.3 生産性評価のためのデータモデルとその定義方法
 7.4 パワーピボットを使った生産性評価の演習
8.生産性シミュレータによる生産性の評価
 8.1 生産性シミュレータの仕組み
 8.2 評価できるSCM課題
 8.3 評価結果の分析と代替案の検討方法
9.導入事例
 9.1 面積原価管理の導入事例
 9.2 大企業・見込み生産の事例
 9.3 大企業・個別受注生産の事例
 9.4 中小企業・建設業の事例
 9.5 中小企業・卸売業の事例
10.導入の進め方
 10.1 進め方のステップ
 10.2 POC
 10.3 トライアル
 10.4 体制
 10.5 導入成功のポイント
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