セミナー
【ライブ配信セミナー】
「付着性」と「付着力」の違い、ちゃんと理解できていますか?
豊富な実例を通じて理解し学ぶ!
粉体の特性(付着・凝集・流動性)とハンドリング技術の基礎
開催主旨
粉体を取り扱うと必ず問題となるのが「付着」です。この付着のしやすさを表す言葉が「付着性」ですが、これを「付着力」と混同する方が多いようです。こうした基礎理論はとかく抽象論になりがちな為、アカデミックな領域ではなく実務の世界で取り組んでいる方には苦手意識を持たれる方も多いと思います。
そこで本セミナーではまず、「付着性」と「付着力」の関係を整理した上で、装置壁にくっつく「付着」や粒子同士の付着である「凝集」について、現象の実際と実操作での例を交えて、粉体特性との関係、その特性の測定評価方法を説明します。また、付着、凝集の両社が関与する粉体特性「流動性」についても概観します。それらを踏まえ、測定・評価した特性を基に、粉体ハンドリングをどう効率よく行っていくべきか?トラブルをどう回避、対処していくべきなのか?などについて、その考え方を概説します。
受講対象者
粉(こな)や固体粒子を扱っているが「粉体(ふんたい)」の講義などを聞いたことがない方。
「付着」で困っている技術者
本セミナーのテキストは、PDFにてお送り致します。
※お申込みの際に、テキストを受け取れるメールアドレスを記入して下さい。
(申込アドレスと異なる場合は、申し込みフォームの備考欄にてお知らせ下さい。)
概要
日時 | 2024年 12月 4日(水)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:46,200円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 2024年12月3日(火)17:00〆切 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
講師
プログラム
0.はじめる前に (粉体を扱う上での基本的な注意の復習) |
0.1 粉の特徴とプロセス中での挙動 0.2 粒子の大きさについて考える 0.3 粒子径とその分布の表し方-粉体を扱う上での基本的考え方 0.4 粉体特性の考え方 |
1.はじめに |
1.1 付着の実際 1.2 付着と凝集,沈着と再飛散 1.3 粒子挙動に着目したハンドリング技術の分類 |
2.粒子の付着力と付着性-付着性=付着力ではない- |
2.1 付着力 2.1.1 種々の付着力 2.1.2 付着力の比較 2.1.3 付着力の測定法 2.2 付着力と付着性の違い 「粒子が小さいと付着性は高い」は正しいか? 「粒子が小さいと付着力は強い」は正しいか? |
3.付着性の評価 |
3.1 付着力の測定法 3.2 付着特性の評価法と評価実例 3.3 付着性と流動性 |
4.付着が関わる粉体ハンドリング技術の実例 |
4.1 凝集粒子の分散技術 4.1.1 分散操作の考え方 ・凝集体の分離操作と操作凝集現象 ・分散と分散安定化 4.1.2 種々の分散機 ・気中分散機と液中分散機の違い 4.1.3 粒子分散の実際 ・分散モデルの分散結果への適用事例 ・乾燥ナノ粒子の液中分散法の検討 4.2 装置壁・製品に付着した粒子の除去技術 4.2.1 種々の除去法 4.2.2 エアージェットによる除去 固体壁上に付着した粒子に作用する 気流により生じる分離力の支配因子 4.2.3 高効率除去法の検討事例 4.3 粉体の供給技術 4.3.1 種々の供給装置 4.3.2 スクリューフィーダーの供給特性と粉体特性 4.4 粉体の圧縮成形 4.4.1 成形に対する粒子径の影響 4.4.2 濃厚系での粒子操作についての雑感 |
5.まとめ |
5.1 粉体の特性について考える 5.2 付着性が関与するハンドリング技術の考え方の総括 5.3 おわりに-操作機器設計・改良とシミュレーションに対する雑感 |
【質疑応答】 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |