セミナー

加工現場技術者のスキルアップを実現する
切削加工の基礎と応用
多品種少量生産に必要なコア技術・部品を作るためには基礎技術が不可欠です。

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開催主旨

 最近、多くの数値制御工作機械(NC工作機械)が使用されていますが、これらの機械もコンピュータと同様に、ソフトがなければただの箱です。自動工具交換装置(ATC)を有するターニングセンタやマシニングセンタなどを上手に使いこなし、その効率の良いソフトを作成するには、汎用旋盤やフライス盤などの知識や経験を必要とします。またCAD(コンピュータ援用設計)は座標を規定し、CAM(コンピュータ援用加工)は動作を規定しますが、このシステムなどを用いて効率の良いソフトを作成するには、基礎的な切削加工の知識を必要とします。

 また付加価値が高く、ロット数が少ない部品などの多品種少量生産においては、熟練した切削加工の技術・技能が必要とされます。以前は多くの熟練技能者がおりましたが、その方達の退職や高齢化などにより、その技術・技能の継承も問題になっております。

 本セミナーにおいては、このような事情を踏まえて、新たに切削加工に取り組もうとする方や経験の浅い方にも分かりやすいように、映像や図表を使用して、切削加工の基礎知識やそのポイントなどを平易に説明することと致しました。

 修得した技術・技能は、企業の生産性を高め、また皆さんの一生の財産となるので、是非、セミナーにご参加いただき、自己研鑽の基礎としていただきたいと存じます。奮ってご参加いただければ幸いです。

概要

日時 2024年 10月 30日(水) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 46,200円(資料含む、消費税込)
※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。
主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

海野 邦昭 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

1. 切削加工の基礎知識
1.1 切削加工とは
1.2 切ると削る
2. 切削時に生じる加工現象とその理解
2.1 切りくず形態
2.2 切削工具の切れ味とは
2.3 切削抵抗
2.4 切削温度
2.5 構成刃先
2.6 工具摩耗と工具寿命
2.7 表面粗さ
2.8 切りくず処理
3. 工具材料とその特徴
3.1 高速度工具鋼
3.2 超硬合金
3.3 サーメット
3.4 セラミック
3.5 焼結体工具
4. 切削工具の基礎知識
4.1 バイト
4.2 スローアウェイチップ
4.3 正面フライス
4.4 エンドミル
4.5 ドリル
5. 切削条件の決め方
5.1 旋削加工
5.2 ドリル加工
5.3 正面フライス加工
5.4 エンドミル加工
5.5 リーマ加工
6. 切削油剤と環境対応加工
6.1 不水溶性切削油剤
6.2 エマルション
6.3 ソリューブル
6.4 ソリューション
6.5 ミスト加工とMQL

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