セミナー

【ライブ配信セミナー】

大成功した技術開発をもとに構築した新しい仕組み
~技術開発プロセスを最適設計する汎用プラットフォーム「T7」入門~

開催主旨

 自社の得意技術を活用した新たな価値を生み出す製品を継続的に提供することが日本製造業の経営課題です。この課題達成のために欧米ではDFSS(Design For Six Sigma)などの技術開発プロセスを構築し,製造業で活用展開することで大きな成果を上げています。日本は技術開発のプロセスの構築において欧米に遅れていましたが,日本品質管理学会と品質工学会の共同研究プロジェクト「商品開発プロセス研究会WG2」を発足させて,DFSSの弱点を克服し、より汎用性を持たせた技術開発の仕組み「技術開発プロセスを設計するプラットフォーム”T7”」を構築しました。T7は過去の日本における難易度の高い技術開発の成功例に基づいて構築した新しい技術開発プロセスです。
 既存技術ベースの製品であれば作って直す従来からの確認修正アプローチによる製品化も可能ですが,新規技術を活用した感動製品の実用化のためには製品設計前に技術を創り込む予測対応型の技術開発が必須です。予測対応型のものづくりを実現する手段がT7です。
 本セミナーでは過去の技術開発成功例を使ってT7活用の有効性を示した上で、最新の活用例を紹介します。

 

 ■おもな受講対象者

自動車、自動車部品、機械、電子機器、電子部品、装置、各種材料、医療機器、薬剤などモノづくり企業の技術開発、製品設計、生産技術、品質保証の担当者及びマネージャー。

 ■受講効果

技術開発や製品設計に有効な最新の技法と仕組みを学ぶことにより次のようなスキル習得を目指します。
・システムやサブシステムを効率的に最適化できる
・改善効果のメカニズムを把握できる
・新たな技術手段の発想力を向上できる
・効果的に技術を蓄積できる
・自分達の技術を歓迎してくれる市場とVOC(Voice of Customer)を創造できる

 ■参考書籍

「日本製造業復活のための技術開発とマネジメント」日本規格協会

 


 ライブ配信セミナーでお申込みされた方は、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。本方法での視聴が難しい方は、他の視聴方法をご案内いたしますので問い合わせ先のメールアドレスまでご連絡ください。

概要

日時 2025年 1月 24日(金) 13:00~17:00
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。

受講料

39,600円(資料代、消費税込)

※振込手数料は貴社でご負担願います。


受講にあたり 開催決定後、受講票並び請求書を郵送またはメール(PDFファイル)にてお送り致します。申込者が催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂く場合がございます(担当者より一週間前を目途にご連絡致します)。
受講料 振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて 開催日1週間前までとさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞
お問い合わせ 日刊工業新聞社
西日本支社 事業出版部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

細川 哲夫 氏

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プログラム

1 過去の技術開発の成功例から見える2つのアプローチ
1)従来からの一般的な技術開発のアプローチ
2)材料デバイス系の技術開発(数値データ起点)
3)メカ系の技術開発(言語データ起点)
2 海外の技術開発の最先端
1)欧米が日本から学んだ組織力
2)米国のDFSS
3)欧州の技術開発プロセス最先端
3 技術開発プロセスを設計するプラットフォーム”T7”
1)技術開発の全体像とT7
2)言語データを扱うアブダクション技法の事例紹介
2-1) 機能システム図(P-Diagram)
2-2) R-FTA,公理設計,TRIZ(生成AI活用)
3)数値データを扱う帰納・演繹技法の事例紹介
3-1)パラメータ設計の狙いと実施手順(セミナー後個人ワーク用エクセル演習配布)
3-2) ロバストパラメータ設計とその狙い
3-3)CS-T法とその狙い
4)T7による技術開発プロセスの設計(材料デバイス系,メカ系) 
4 最新の活用例

1)T7の組織的活用へ
2)日本製造業復活に向けたマネジメント方針

5 まとめ
質疑応答など

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