セミナー


はじめて学ぶ初心者のための
治具設計の基礎知識
~加工・組立・調整・検査の効率をあげる~

開催主旨

 モノづくりにおいて「位置決め」と「固定」は業種を問わず共通の必要機能です。工具や工作物の位置を決めて固定することで、加工や組立調整、検査をおこないます。この位置決めや固定をワンタッチでおこなう治具を用いることで、誰もが容易に作業できるようになり、品質のバラツキが減り、短時間で作業をおこなうことができるようになります。すなわち治具は現場で必要とされるQCD(品質・コスト・納期)を達成させる有効な手段です。
 また昨今は製品寿命も短いので、高価な生産設備では償却できません。反面、治具は低コスト・短期間で対応可能なことも大きなメリットです。
 治具は人手作業の効率化を狙うので、本セミナーではハード面の「メカ設計の知識」だけでなく、ソフト面の「作業設計の知識」もお伝えします。作業設計では、演習キットを用いたグループ演習で体感しながら理解を深めます。セミナーのレベルは、はじめて治具を設計する方が対象です。開発部門、設計部門、製造部門、検査部門など広い職種からのご参加をお待ちしています。

サブテキストとして、講師の著書「はじめての治具設計」(日刊工業新聞社刊)を当日お渡しします。

 

受講対象者

・はじめて治具設計をおこなう初心者
・開発、設計、製造、検査担当者
・治具設計の基礎知識を学び直したい方

 

得られるスキル

1)治具の基本要素となる「位置決め方法」と「固定方法」を習得する
2)人が主体となる治具の「作業性」と「段取り性」を習得する
3)治具図面の描き方のコツを習得する

概要

日時 2025年 10月 22日(水) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 西日本支社 セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

西村 仁 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 西日本支社
セミナー会場
大阪市中央区北浜東2-16
セミナー会場案内図

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プログラム

1. 治具を導入する狙い
1.1 治具とは
1.2 治具を導入する狙い
2. 冶具による位置決め
2.1 位置決めの基本
2.2 具体的な位置決め方法(角形状と丸形状の12種)
2.3 各設計のコツ
3. 固定(クランプ)
3.1 固定の基本
3.2 市販の固定具の活用方法
3.3 丸形状の固定方法
3.4 固定の機構
4. ねじの活用
4.1 ねじの基礎知識
4.2 ねじとボルトの種類と特徴
4.3 ねじの選び方
5. 作業性と段取り性
5.1 演習キットで作業性を体感する
5.2 段取りの改善方法
6. 治具設計のコツ
6.1 頑丈な設計のコツ
6.2 材料の重さと熱の影響
6.3 標準化を進めるコツ

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