セミナー

1/22開催となります!ライブ配信&録画参加も可能
顧客の理想を実現して自らトレンドをつくる!!

高収益の新規R&Dテーマ創出につながる
「目的指向アプローチ」入門

開催主旨

 既存事業とは異なる分野での新規R&Dテーマを見つけ出そうとする場合、一般的には、社会環境のトレンド分析や技術トレンドなどを調査し、将来の社会ニーズや技術シーズを予測することからスタートします。そして、予測した将来のニーズを解決する商品アイデアを考え、実現可能性と競争優位性の高いものを有望R&Dテーマとして提案するという進め方をします。
 このような進め方も方法のひとつでしょうが、別のアプローチもあります。それは、顧客の理想を見つけ、その理想を実現する手段のアイデアを発案するというものです。トレンドやニーズの変化に合わせた商品開発を行うというアプローチが一般的でしょうが、顧客の理想を実現する手段を開発し、自ら新たなトレンドを生み出すという方向もあります。このように顧客の理想を新しい目的と捉え、この新しい目的を実現する製品(社内システム、生産システムを含む)を開発して行こうとするものが目的指向アプローチになります。
 本セミナーは、新規事業開発上級職人である講師が、新規R&Dテーマ探しが難しい理由の本質を解説したうえで、目的指向アプローチの考え方と進め方を解説。本アプローチの全体像から、起点となる顧客の理想の定義の仕方や目的領域の選定方法、本アプローチ特有のビジネスモデル構想および参入戦略の進め方までを紹介します。
 新規R&Dテーマ探索という難しい課題に取り組んでいるものの行き詰まり間を感じている方や、ユニークなテーマを発掘する効率のよい進め方手法を探している方々の一助になることを目指した講座となっています。

【目的指向アプローチの最近の導入実績例】
■特殊ガスメーカー:ガスを用いたユニークな表面処理事業の開発
■飲料メーカー研究所:10年後を見据えた新規R&Dテーマと飲料テーマの探索
■印刷機メーカー:メカトロ技術を活用した物流市場向け新製品・新規事業テーマ探索
■部品メーカー:船舶市場向け新規システム部品のテーマ探索
■化学メーカー研究所:環境・エネルギー市場における新規R&Dテーマと新製品探索ほか多数

概要

日時

2025年 1月 22日(水)15:00~17:00

※開催当日14:00まで受付。

※講座終了後14日間にわたり録画視聴が可能です。

受講料

22,000円(テキスト代、税込、受講特典、録画視聴込み、1名分)
※当日参加、録画参加共通の受講料となります。振込手数料は貴社でご負担願います。

※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。

主催 日刊工業新聞社
協力 (株)リーディング・イノベーション
問い合わせ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 西日本支社 総合事業本部
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

芦澤 誉三 氏

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プログラム

1.新規R&Dテーマ探索、新規事業探索にかかる現在の課題
1-1 マーケティングと新規R&D、新規事業テーマ探索は前提が大きく違う
1-2 “新規R&Dテーマ探索の通説”の考察
1-3 “強みを活かせ”発想からの脱却が必要
1-4 新市場が生まれるメカニズム
2.目的指向アプローチの進め方
2-1 新規R&D、新規事業テーマ探索のための技術シーズ分析
 ①技術の要素分解がアイデアに結びつかない理由
 ②新規R&D、新規事業テーマ探索のための技術シーズ分析の考え方
2-2 潜在ニーズの発掘方法
 ①ビジネスレイヤーについて
 ②目的型事業と機能型事業について
 ③潜在ニーズとは理想と現状とのギャップ
 ④顧客の理想とは(経済的価値を求める顧客の理想)
 ⑤顧客の理想とは(非経済的価値を求める顧客の理想)
 ⑥潜在ニーズの掘り起こし方
2-3 目的指向アプローチの全体像
 ①顧客の目的を見つけて事業にする“目的指向アプローチ”の狙いと考え方
 ②差別化を意識しないで顧客の理想を意識する
 ③進め方の全体像と推進ステップ
 ④最初にトレンド分析や市場調査を行わない理由
 ⑤予想外のユニークなテーマが発掘できるのが特徴のひとつ
2-4 深掘り調査する目的領域を選定する
 ①スタートは自社起点で、事業は顧客起点で考える
 ②自社にとって必然性に高い探索領域(仮ドメイン)とは
 ③目的型事業を目指す場合の仮ドメイン設定のやり方
 ④機能型事業を目指す場合の仮ドメイン設定のやり方
 ⑤ビジネス構造マップの内容と利用価値
 ⑥ビジネス構造マップのつくり方とポイント
 ⑦深掘り調査する目的領域とは
 ⑧サブドメインのつくり方のポイントと使い方
2-5 顧客、商品、売り方の順でビジネスモデルを構想する
 ①ビジネスモデルの分かりやすい体系
 ②目的指向アプローチの顧客の決め方
 ③顧客との対話とアイデアの修正
 ④顧客価値の種類と大きさ
 ⑤魅力ある商品・事業を発案する目的発想
 ⑥モノつくりとコトづくりの組合せについて
 ⑦ビジネスモデルの構想立案の進め方
2-6 事業特性分析と参入戦略
 ①事業特性とは
 ②事業特性分析の使い方と分析のやり方
 ③事業特性と競争優位戦略
3.まとめ&質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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