セミナー


「ムダ」まで「自動化」しては本末転倒!
生産性が【倍増】する「自動化ライン・レイアウト設計」
~ロボット導入前にやるべき工場の改善と自動化レイアウト設計の実践編

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開催主旨

ロボットを導入すれば即、生産性が上がるわけではありません。

「ロボットを導入する前に検討すべきこと」
そして
「ロボットを導入する上で考えるべきこと」

があります。

工場の中にある「ムダな作業」を放置しておいてロボット化しても「無駄な工程にまで自動化」を行うことになり、かえって生産性を阻害することになりかねません。


■黒字化できなければ、自動化ラインも単なる「ムダ」!

労働力減少による人手不足が大きな問題となる昨今、「ロボットによる生産ラインの自動化」これが次世代の高生産性モノづくりの切り札です。

日本は今や世界一の自動化王国ですが、果たしてその一方で肝心の労働生産性はOECD加盟国でも30位と低迷しています。

「もともと効率の低いライン」や「優先順序を間違えた自動化を推進」したところで、肝心の生産性向上は期待できません。

それどころか、多大な投資の結果、半端で非効率な「自動化ライン」が残るだけと言うことにもなりかねません。

「身の丈の合わない自動化計画」を回避し、早期黒字化できる高生産性の自動化ラインを構築したいなら、
まず、今一度現在の製造ラインを確認し、
「自動化して費用対効果が上がるか/ないのか」の「判断基準」をもって検討することが不可欠です。

こうしたことから、本セミナー前半では、ロボットによる自動化を進める上で、知っておかなければならない作業のスリム化をはじめとした「工場の改善」と、工程計画のプロセスにもとづいた生産ラインのレイアウト設計、自動化を実現するために必要な「設備購入仕様書」の作成や費用対効果を最大限高める手法や対策について具体的に解説します。

自動化を検討するにあたり、「まず、何からどう進めていけばよいのか?」といった企業の皆様の問いに対し、チェックすべき事項を具体的な事例とともに解説いたします。

そして、セミナー後半では、「止まらない自動化ライン」構築のために必要なノウハウとして、自動化レベルの知識、ロボットを活用した自動化ラインの構築方法やDXによるロボットシミュレーションの活用によるロボットの最適化など、貴社の労働生産性を”倍増”させるための実践的な取り組みを解説いたします。

自動化計画の投資対効果を上げる最も重要なポイントとは?

それは、機械とロボットの動作をシミュレーションし、稼働率を事前に評価することです。

これをしないで自動化を進めると、導入後、想定を超えたロボットの不稼働時間が往々にして発生します。不稼働時間の長いロボットなど、まさに「ムダ」です。

「止めない工場」を実現するために、いま多くの企業が抱えている共通の悩み・課題について、具体的な自動化事例や演習を交えて解決策を提示するセミナーです。多くの方の参加をお待ちいたします。

概要

日時 2025年 1月 20日(月) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩60分)
※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能)
会場 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

48,400円(資料含む、消費税込)

※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。

主催

日刊工業新聞社

 

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。

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申込について 受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
申し込み方法
各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。
受講料
セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋)
TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159
E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

村山 省己 氏(むらやま せいき)

会場アクセス

日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28
セミナー会場案内図

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プログラム

■前半:ロボット導入・自働化・無人化計画の「前」に検討すべきこと

1.ロボットで自動化する前に知っておくべき工場の改善
 1-1 もうかる秘訣は生産方式の2本の柱:
   ムダを排除するまねできない生産方式とは
 1-2 ジャストインタイムと自働化:
   タクト生産、流れ化、後工程引きとは
 1-3 工場のスリム化に向けた主要5つの改善手法:
   仕掛を少なくする作業、ライン、段取り、設備、レイアウトの改善手法とは
2.自動化成否を決める実践的な工程設計の作り方
 2-1 工程FMEAによる工程品質管理の決定方法:
   製品や工程の不具合をどうあぶりだし、対策するか
 2-2 QA表と管理工程図による品質不良流出対策:
   品質管理値と設備仕様との紐づけの方法
 2-3 コスパの高いレイアウト設計と生産性評価法:
   工程設計DRで自動化を徹底検証 
3.儲けを約束するFCFによる投資計画の作り方
 3-1 ロボットによる自動化レベルの6段階評価:
   自動化に必要な自動化レベルの定義
 3-2 投資計画で儲けるためのシナリオ作成方法:
   ロボットによる失敗しない自動化の事例
 3-3 自動化の投資効果を検証する自己管理の手法:
   キャッシュフローの投資計画と評価法
4.自動化を成功させる設備購入仕様書の作り方
 4-1 自動化できるか、できないか事前対策手法:
   技術課題の解決なくして自動化はできない
 4-2 自動化を成功に導く設備購入仕様書の作成方法:
   自動化で失敗しない設備仕様書の事例
 4-3 自動化に不可欠な自工程保障へのIoT活用方法:
   課題解決にリモートモニタリング必須

■後半:導入効果が【倍増】する自動化ライン・レイアウト設計

1.生産ラインの自動運転の定義
 1-1 生産ラインの自動化レベル6段階:
   生産ラインの自動化レベルを考えてみる
 1-2 加工ラインの自動化レベル:
   加工ライン自動化レベル0~レベル5の事例
 1-3 組立ラインの自動化レベル:
   組立ライン自動化レベル0~レベル5の事例
2.生産ラインの自動化を進めるライン設計のポイント
 2-1 自動化に不可欠な自己完結型設備設計:
   不良品を作らない、流さない設備設計とは
 2-2 不良品を作らない設備設計:
   品質保証のデジタル化が自動化の決め手
 2-3 止まらず故障しない設備設計:
   グローバルスタンダードの設備設計が自動化の要
3.投資効果を最大限に上げる自動化レイアウト設計のポイント
 3-1 ロボットを活用した自動化事例:
   組立40%の省人化、段取りゼロ化の事例から学ぶ
 3-2 DXシミュレーションでレイアウトを徹底改善:
   3Dシミュレーションでムダを排除
 3-3 「生産性倍増」の自動化レイアウト設計の秘訣:
   生産能力倍増し投資対効果倍増の事例
4.生産性倍増を目指した自動化ライン構築の実践手法
 4-1 自己完結型のグローバル標準ラインの構築法:
   グローバル・ワンデザイン化の進め方
 4-2 グローバル標準ライン構築の技術ノウハウ:
   GT分類による混流ラインの簡単構築法
 4-3 自己完結型ライン構築の技術ノウハウ:
   エンジニアリングの自前化は自動化の早道

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