セミナー
ライブ配信&録画視聴も可能!
インダストリアル・エンジニアリングと
データサイエンスの融合で
生産計画のレベルアップと改善効果の可視化
~データを徹底活用した「ムダ」を最小限にして「価値」を最大限にする「見方」「考え方」「方法論」~
開催主旨
工場DXの一環として、QCサークル活動にデータサイエンスを取り入れることで科学的かつ効果的な作業改善を試みる現場が増えています。もともとQCサークル活動は、現場データに統計的手法を活用して取り組まれた経緯があり、従来活動の延長線上にデータサイエンスを融合することが可能であり、日本的なファクトリーサインエスの原点とも言えます。
データサイエンスの導入により現場作業の定量的な分析はもちろん、データにもとづく仮説検証による効果的なカイゼン活動ならびにカイゼン効果の可視化、新たなパターンや関係性を見出すことで「これまで見えなかった課題」の発見につながります。この発見は現場の問題を見えるようにし、さらに「止めないカイゼン活動」につながり、能力を発揮する現場作業の構築が可能となります。
本講座は、IEならびにデータサイエンスの専門家が、カイゼン活動の進め方から、簡易センサシステムを用いた現場作業者の能力計測とデータ分析、分析結果を工場の利益につなげる考え方までを解説します。カイゼン活動とデータサイエンスの親和性の高さを再認識していただき、データサイエンスのさらなる活用により「止めないカイゼン活動」につなげることの重要性を掴んでいただきます。
なお、本講座は機械学習などAIを解説する内容ではありません。IEという科学的アプローチを高速化し、すばやく結果(カイゼン効果)を出すための考え方と具体的な方策を理解いただき、「止めないカイゼン活動」に役立てていただきます。
本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを使い、出演者自身も自宅から出演いただく形式の「Home to Home」(H2H)セミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。
概要
日時 | 2025年 3月 14日(金)13:00~17:00 ※開催当日12:00まで受付。 ※講座終了後10日間にわたり録画視聴が可能です。 |
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受講料 | 38,500円(テキスト代、税込、録画視聴込み、1名分) ※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。 ※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 TEL : 06-6946-3382 FAX : 06-6946-3389 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
1.カイゼン活動の必要性と具体的な進め方 |
1-1 IEによる現状分析 1-2 ムダの概念と7つのムダ 1-3 ムダが引き起こす不都合 1-4 ECRS原則による作業改善の進め方 1-5 組立改善演習での作業改善例 (模擬生産ライン組立作業の映像による解説&グループディスカッション) 1-6 改善の課題抽出と収支シミュレーション |
2.現場作業者の能力計測とデータ分析 |
2-1 IoTを現場作業者の能力計測に役立てる 2-2 タグ型センサによる計測(時間値) 2-3 計測データの分析の仕方 2-4 作業者の能力を科学的に把握する(IEとの組み合わせ分析) 2-5 先進工場におけるデータ分析とカイゼン事例(QC七つ道具のデジタル版) 2-6 計測データによるカイゼン指導と人材育成 2-7 計測データを標準作業に反映・生産計画をレベルアップするためには |
3.データ分析を工場の利益につなげる |
3-1 データ分析によるカイゼン活動の高速化(カイゼン活動のリードタイム短縮) 3-2 能力計測による現場管理レベルの向上(生産管理盤の自動集計による問題の顕在化とカイゼン) 3-3 ライン当たりの売上向上につなげるには 3-4 KPI(Key Performance Indicator)の設定・運用 |
4.IE×ICTによるこれからのカイゼン |
4-1 通常カメラや3Dカメラによる動作計測(段取や姿勢) 4-2 段取りや姿勢による生産性への影響(作業容易度評価など) 4-3 強化学習による最適化手法の導出(作業姿勢など、研究事例) 4-5 データサイエンスの活用で「止めないカイゼンへ」 |
5.まとめ&質疑応答 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |