セミナー
アルミダイカストセミナー
鋳造方案設計の手法・手順の習得と原価抑制
〜設備の性能向上に合わせた思考〜
開催主旨
近年、多くのダイカストの現場では、世代交代が上手くいかず、技術教育、技術伝承が滞り、熟練した製造員・技術者・設計者不足に悩み、苦労しているのが実情です。
そこで、今回はダイカストの重要な要素である「設備」「金型」「鋳造方案設計」「鋳造条件設定」「現場管理」の5つの要素の中で、ダイカスト製品の品質と原価に対して極めて影響が大きい「鋳造方案設計」に焦点をあてます。
この「鋳造方案設計」に対する現場の状況は、長年、熟練設計者の経験に頼って行われてきたため、設計手法・手順が不明確な中で設計されている、過去の類似製品のコピーで設計されている、さらに、社内で設計困難な場合には金型製作メーカーに方案設計を委託することも散見されます。
この様な状態で、理論上の根拠が弱く、体系立てられずに設計された場合、立ち上げ初期にダイカスト製品に求められる品質や原価が満たされない事態に陥りやすいばかりか、容易に改善することが困難になることが見られ、その様な状況に到れば鋳造方案設計の大きな変更が必要となり、立ち上げ期間の延長や金型改修費用の増大などコスト上昇を招いている場面に遭遇します。
また、鋳造方案設計の悪さを補うため無理な鋳造条件設定で生産することにより、製造現場の管理工数や金型保全工数増加、さらに金型寿命の短命化など利益減少につながるという悪循環につながってしまいます。
その様な状況を改善するため鋳造方案設計の手法と手順の提示、説明とともに、ダイカストマシンの性能向上、金型材料や処理技術の進歩、金型加工技術の改善による環境変化に合わせた鋳造方案設計について詳しく解説します。
【セミナーでの習得ポイント】
・鋳造方案設計の手法と手順の習得。
・鋳造方案設計手法の習得による技術員・製造員の技術レベルアップ。
・鋳造方案設計と鋳造条件の関係性を理解することによる不具合抑制思考の習得。
・ダイカストマシン性能に合わせた鋳造方案設計思考の習得。
・体系立てた鋳造方案設計手法と手順を社内共有することで設計技術伝承につながる。
概要
日時 | 2025年 2月 7日(金) 10:00~17:00 (9:30 受付開始 休憩60分) ※昼食のご用意がございませんので、ご準備いただくか休憩時間内に外食いただきますようお願い申し上げます。(休憩時間の会場内飲食は可能) |
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会場 | 日刊工業新聞社名古屋支社 6階セミナー会場 ※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 |
受講料 | 46,200円(資料含む、消費税込) ※日本金型工業会、中部プラスチックス連合会の正会員の方は15%割引とさせていただきます。 |
主催 | 日刊工業新聞社
※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。 |
申込について | 受講にあたり 開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。 申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。) 申し込み方法 各セミナーのお申込み画面から、またはチラシをダウンロードしご記入のうえFAXにてお申し込みください。 受講料 セミナー開催日までに銀行振込にてお支払いください。 振込手数料は貴社でご負担願います。 キャンセルについて 開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 イベント事業部・事業推進部(名古屋) TEL:052-931-6158 FAX:052-931-6159 E-mail:nk-event@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込について |
講師
会場アクセス
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日刊工業新聞社名古屋支社
6階セミナー会場
名古屋市東区泉2-21-28 - セミナー会場案内図
プログラム
I. 使用設備と工法の選択 |
(1)使用設備 (2)工法の選択 欠陥基準レベルによる選択 特殊工法の特性 (3)金型の精度・材質・表面処理とコスト |
Ⅱ. 鋳造法案設計の要点 |
(1)鋳造法案の主な影響と問題点課題 |
Ⅲ. 鋳造方案設計の手法と手順 |
(1)レイアウト 間違えやすい製品配置 金型のたわみ抑制 圧力と速度の関係性 複雑形状製品への対応 品質安定化への注意事項 不具合抑制のための形状注意点 位置・方法・断面積 位置・サイズ・形状 ダイカストマシンに合わせた設計 不具合抑制のための注意点 (11)金型冷却 金型温度最適化で環境改善とコスト削減 (12)解析 信頼度と活用方法 |
Ⅳ. 鋳造方案設計と鋳造条件の関係 |