セミナー
ライブ配信&録画参加も可能
潜在しているチャンス(新規市場)は無限にある!
現実的でユニークな
中期R&Dテーマの見つけ方
開催主旨
「トレンド分析から始めると現実的でユニークなテーマが意外に発掘できない」
中長期のR&Dテーマを探索する場合、トレンド分析や市場予測から調査分析を始めるはずです。ユニークなテーマが発掘できそうですが、残念ながら、ほとんどが平凡なテーマとなってしまいます。その理由は、トレンド分析や将来予測の情報に差別性がなく、分析結果が同じになってしまうからです。
「有望新技術情報から自社に合った技術を選択するも用途開発と競争で苦労する」
いつの時代も、「5~10年後の有望技術」が出てきます。そして、これらの中から自社のドメインに沿った技術をR&Dテーマとして選択するというテーマ探索を行う例が多く見られます。
ところが、技術には新規二次電池技術のようにアプリケーションに近いものからセルロースナノファイバーのような材料技術まで様々なレイヤーがあります。いずれの技術も話題となっていることが多く、情報の差別性は少なくなります。また、材料レイヤーの技術は、材料特性はユニークなのですがシーズ発想となり、意外と用途開発(アプリケーション開発)に苦労することが多いです。
これら上記の2つのアプローチは、R&Dテーマ探索における代表的な進め方ですが、現実感もしくはユニークさに欠けるテーマになる確率が高くなります。自社らしいユニークさと現実性を持ったR&Dテーマを見つけることが望ましいと思うものの、その進め方がわからないという技術者や企画者は多いです。こうした方に向け新たに企画したのが本講座であり、自社らしいユニークさと現実性を備える中期R&Dテーマを見つけるための考え方と進め方を解説します。新規市場が創出されるメカニズムから理解いただき、新規事業の観点からの技術の分類方法や現実的でユニークな中期R&Dテーマの見出し方を、講師の指導例を通じて掴んでいただきます。
中期R&Dテーマの発掘で行き詰まり間を感じている、また、新たな進め方手法を探している方の一助となります。
概要
日時 | 2025年 8月 27日(水)14:00~17:00 ※開催当日13:00まで受付。 ※講座終了後10日間にわたり録画視聴が可能です。 |
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受講料 | 33,000円(テキスト代、税込、受講特典、録画視聴込み、1名分) ※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。 ※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
協力 | (株)リーディング・イノベーション |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 西日本支社 総合事業本部 TEL : 06-6946-3382 FAX : 06-6946-3389 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
1.中期R&Dテーマを見つけるための3つの仮説 |
1-1 トレンド分析から始めると現実的でユニーなテーマが意外に発掘できない 1-2 有望新技術情報から自社に合った技術を選択するも用途開発と競争で苦労する 1-3 自社の事業と事業展開の中に中期R&Dテーマの方向性を考えるヒントがある |
2.未来のニーズと技術との関係 |
2-1 新市場が生まれるメカニズム 2-2 潜在ニーズは無限にある 2-3 ニーズが変化するのではなく技術がニーズを変化させる |
3.新規事業の観点から見た技術の分類 |
3-1 素材・部品メーカーと最終製品メーカーの技術の違い 3-2 目的型商品と機能型商品の違い 3-3 技術の強みを要素分解でなく俯瞰して考察する |
4.現実的でユニークな中期R&Dテーマの見つけ方 |
4-1 新規事業開発のための中期R&Dテーマ探索(新カテゴリー商品の開発) ①進め方の全体像とポイント ・進め方の全体像と推進ステップ ・3つのポイント(自社らしさ、体系的な探索領域の絞込み、相対的価値) ②自社らしさの考察の進め方 ・自社らしさの基本となる検討の進め方 ・素材・部品メーカーと最終製品メーカーの自社らしさ ③体系的な探索領域の絞込み ・ビジネス構造マップのつくり方とポイント ・潜在ニーズ仮説で探索領域を絞り込む ④相対的価値を意識したアイデアの検討 ・新しいカテゴリーを生み出すための目的発想 ・価値の種類と価値の大きさ ・ビジネスモデルの分かりやすい体 ・技術と商品と中期R&Dテーマの関係 4-2 既存事業活性化のための中期R&Dテーマ探索(新商品の開発) ①事業特性の分析 ・顧客価値を捉えるもうひとつの観点 ・事業の特性区分と差別化との関係 ② 差別化テーマの発案の3つパターンと進め方 ・変化の先取りによるテーマ探索 ・事業特性に沿った価値差別化によるテーマ探索 ・ニーズギャップ分析によるテーマ探索 |
5.まとめ&質疑応答 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |