セミナー

2時間集中のライブ配信講座!
開発競争が激化する!新フロンティア
月で一旗あげるぞ!月ビジネスの将来展望と参入方法

開催主旨

 人類にとって、もっとも身近な天体である「月」。アポロ計画から半世紀以上が経過した現在、政府関係機関や民間ベンチャーが相次いで参入し、月ビジネスへの期待が高まっています。月には、地球では希少なヘリウム3や水などの貴重な資源が豊富に存在するとされ、資源開発により地球のエネルギー問題や資源不足問題の解決につながると期待されています。同時に、月での居住施設やインフラ整備、資源採掘など新たな産業を創出し、経済成長に貢献すると考えられています。

 ただし、解決すべき技術的課題は山積しています。宇宙放射線や極端な温度差、微小重力など月の過酷環境に耐える機器開発に加え、製品の信頼性や安全性にかかる安全基準および製品認証スキームの策定が必要です。同時に、月での資源開発や活動にかかる国際的なルールづくりも求められます。それでも、宇宙開発の新たなフロンティアとして多くの期待が寄せられており、各国政府の宇宙基金の創設やJAXA宇宙戦略基金の設置は、その表れといえます。

 本講座では、最前線の宇宙探査プロジェクトに携わる、立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)の佐伯センター長を講師に迎え、ワールドワイドで月ビジネスが注目される背景から、月ビジネスに参画するための技術的要素および月面環境を考慮した機器設計、月ビジネスにかかる認証スキーム、今後の展望までを紹介します。月ビジネスの可能性を掴んでいただく絶好の機会となります。

 月ビジネスで一旗あげたい!という方のご参加をお待ちしております。

本セミナーは、外部サイト「Peatix」で参加登録を受け付けています。

本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを用いて実施します。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2025年 3月 25日(火)15:00~17:00 

※お申込みは外部サイト「Peatix」で参加登録を受け付けています。

開催当日の14:00まで申込受付。

受講料

11,000円(テキスト、税込、1名分)
※振込手数料は貴社でご負担願います。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

佐伯 和人 氏

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プログラム

1.月ビジネスが注目されるわけ

1-1 宇宙資源とは?
1-2 期待される月資源の活用
  (月表面の岩石と鉱物、月の水資源(月極域)、月と太陽エネルギーの活用、月面での食料生産)
1-3 月ビジネス市場とキープレーヤー
1-4  月面経済圏の構築に向けたわが国の産業政策(JAXA宇宙戦略基金など)

2.世界各国の月ビジネスへのアプローチ
2-1 米国の月探査・開発計画(アルテミス計画、ゲートウェイ計画)
2-2 中国の月探査・開発計画
2-3 他国の月探査・開発計画(欧州、インド、ロシア)
3.日本の月面探査・開発計画
3-1 かぐやプロジェクト
3-2 SLIMプロジェクト
3-3 LUPEXプロジェクト
4.月ビジネスに参画するためには
4-1 月面環境で要求される技術要素
  (通信技術、着陸技術、移動・走行技術、耐環境技術、掘削技術ほか)
4-2 JAXA宇宙戦略基金の活用
4-3 SLIMへの参画で得た知見
5.月面環境を考慮した設計
5-1 月面の環境
  (低重力の世界、寒暖差の差が激しい月面、放射線への対応)
5-2 月面探査機で要求される高信頼性と設計要件
5-3 SLIM搭載マルチバンドカメラの設計例(留意点)
6.月ビジネスにかかる認証ビジネス
6-1 宇宙システムの認証スキームのイメージ
6-2 認証取得にかかる試験・検証項目のイメージ
6-3 立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)での試験実績
6-4 認証ビジネス立ち上げに向けた構想
7.月ビジネスの今後の展望
7-1 月面経済圏を形成する産業構造の展望
7-2 月面経済圏の構築に向けた官民連携
7-3 ESECのミッション
8.質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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