セミナー

GISHW:安全・健康・ウェルビーイングの
国際シンポジウム(建設)

建設の新時代を切り拓く革新技術、ウェルビーイングへのアプローチをエキスパート34名が語る!

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開催主旨

 GISHW(The Global Initiative for Safety, Health and Well-being at the EXPO2025 and Beyond)の目標は、職場・労働者の安全・健康・ウェルビーイングの実現から、家庭やコミュニティ、企業・産業、社会全体へと広がり、地球市民のウェルビーイング実現を目指すことです。

 誰もが、安全で健康に幸せを感じ、生きがいに満ちた生活をおくるためには、社会基盤・システムが、より安全で、快適で生産性が高くレジリエンスでなければなりません。その実現には、学術研究・啓発、テクノロジーの開発・実装普及、マネージメント・教育・育成など、さまざまな要素が不可欠です。

 

 この国際シンポジウムでは、35の国際専門機関・団体とグローバル企業が集結します。

本セッションでは、建設業における、DX、木造構造建築、 遠隔操作現場作業、万博建設現場、VR・AI・建機活用、生産性向上とウェルビーイング、自動自律技術と協調安全、などをテーマにグローバルメーカーや労働安全の推進機関のエキスパート34名が語ります。

 

※本トラックの参加登録は、Peatixにて受け付けています。

※本トラックへの参加にあたり「未来モノづくり国際EXPO2025」&「はたらく現場の環境展」への入場登録をされますようお願いいたします。入場登録はこちら

 
※セーフティグローバル推進機構会員企業は、同機構専用サイトから「会員企業」としてお申込みください。

概要

日時

2025年 7月 17日(木)~18日(金)

※7月16日(水)18:00まで申込可能

※各セッションの実施時間はプログラムをご参照ください。

会場 インテックス大阪 6号館 2F 会議室F(大阪市住之江区)
参加費

6,000円(税込、1名分)※各セッション共通。

※参加登録は、Peatixで受け付けています。「このセミナーを申し込む」をクリックされるとPeatixの受付サイトに移動します
※参加を希望されるセッションごとにお申込み下さい。

※セーフティグローバル推進機構会員企業は、同機構専用サイトから「会員企業」としてお申込みください。

主催 Global Initiative for Safety, Health & Well-being(GISHW)
(共催:セーフティグローバル推進機構、日刊工業新聞社)
Peatixでの申込チケットの確認方法

Peatixで参加登録をされるとスマートフォンのブラウザで申込チケットを確認できます。ワークショップ当日は、こちらの「確認方法」をご参照のうえ、受付にて申込チケットをご提示ください。スマホでの提示が難しい方は、申込チケットの受信メールのプリントアウトをご提示ください。

※Peatixサイトでの申込チケットの確認方法はこちら

本トラックの内容のお問い合せ先 日本認証株式会社
TEL : 06-4807-3337
FAX : 06-4807-3350
問い合わせフォーム
参加方法のお問合せ先 日刊工業新聞社
西日本支社 総合事業本部 未来モノづくり国際EXPOセミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp
本トラックの内容一覧

会場アクセス


〒559-0034
大阪市住之江区南港北
1-5-102
セミナー会場案内図

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プログラム

①7/17(木)10:00-12:00「i-Construction からDX,i-Construction .0における産官学連携の取り組み
【チェア】
■森下 博之:国土交通省大臣官房参事官(イノベーション)

 

【本セッションの概要】
 日本における産官学が一体となった、生産性と安全性の向上を勧めている中でコンセプト、実例、そしてその成果を世界に向けて発信し、将来目指すべき姿を議論する。

 

【本セッションの構成】
■「AIを活用した維持管理の高度化と安全安心なインフラサービスの提供に資する産学官連携の事例紹介」
(全 邦釘:東京大学大学院 工学系研究科 特任准教授)
■「建設施工現場のオートメーション化に向けたICT技術の展望」
(建山 和由:立命館大学 総合科学技術研究機構 教授)
■「i-Construction2.0の実現に向けた国土交通省の取り組み」
(髙橋 伸輔:国土交通省 近畿地整企画部長)
■「建設施工段階における協調領域の創出ー産学官連携による共通データ環境の構築ー」
(松下 文哉:清水建設株式会社 土木技術本部 イノベーション推進部 先端技術グループ)
■「地方中小企業におけるi-Construction2.0へのStep up!」
(川村 良行:木下建設株式会社 インフラDX推進室長)
■「質疑応答」

②7/17(木)14:00-16:00「木質構造における自然と人に優しい建築物」

【チェア】
■原田 真宏:株式会社マウントフジアーキテクツスタジオ一級建築士事務所 主宰建築家

 

【本セッションの概要】
 木質建築による、人と社会に優しい住まいを目指し世界の人々のWell-beingを向上すること。その為には何が必要なのか。実例を交えて世界に発信し議論を行っていく。

 

【本セッションの構成】
■「タイトルは調整中」
(隅 研吾:隈研吾建築都市設計事務所 主宰)
■「タイトルは調整中」
(中島 浩一郎:銘建工業株式会社 代表取締役社⾧)
■「伝統建築で培った木質建築の知見に最新技術を導入し利用者にとってウェルビーイングでサステナブルな空間を実現」
(長澤 怜:清水建設株式会社 設計本部木質建築推進部設計⾧)
■「建築物の木質化がもたらす現場のウェルビーイングについて」
(桜本 佳季:株式会社大林組 営業総本部カーボンニュートラル・ウッドソリューション部 主任)
■「パネルディスカッション」

③7/17(木)16:00-18:00「遠隔操作で実現する安全・安心な作業現場と迅速な災害対応」

【チェア】
■池田 靖:伊藤忠商事株式会社 建機・産機部 新規事業統括

 

【本セッションの概要】
 建設現場における遠隔操作技術の活用事例、またコンセプトを発表。災害の復旧と対策で培ってきた実践的な対応策とその成果を世界の皆様に発表。
 働く人々のWell-beingを追求すべく、建設業の人不足、人材の首都一極集中等の社会的課題の解決策として、地方からの遠隔操作で解決する実例も示していく。

 

【本セッションの構成】
■「国土交通省における遠隔施工(災害時・平常時)の取り組み」
(登壇者は調整中:国土交通省)
■「危険と隣り合わせの現場から人を救う:遠隔・無人化が支える新しい労働環境」
(白久レイエス樹(Reyes Tatsuru Shiroku):ARAV株式会社 代表取締役)
■「遠隔操作による新しい人材の機会創出によるウエルビーイング(e建機チャレンジ)」
(鈴木 正秀:一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会 事務局⾧)
■「タワークレーンの遠隔操作」
(柿崎 貴文:株式会社竹中工務店 東日本機材センター開発G⾧)
■「災害復旧工事における遠隔操作の事例(熊本地震)」
(登壇者は調整中:熊谷組)
■「質疑応答」

④7/18(金)10:00-12:00「万博工事・建設現場における安全管理の最前線 ~VRAI・建機活用の先進事例と現場実践について

【チェア】
■森 朋仁:大和ハウス工業株式会社 Senior Engineer - Safety Management Department

 

【本セッションの概要】
 日本の建設業は、高齢化や労働人口不足の課題に加え、万博工事や海外進出した工事など多様なニーズの拡大により、生産性向上やウエルビーイングの確保が強く求められている。
 本セッションでは、住宅工事、集合住宅工事、ロードサイドショップ工事を含めた幅広い建設工事の現場を担当するメンバーが、実際の現場経験を交えながら、現場を楽にする方法や一人一人の生産性を高める取り組みを語る。レンタル会社3社が語る最新レンタルサービスの具体的活用事例をもとに、安全・安心な現場環境の整備や負担軽減の成功事例を共有し、現場力向上につなげる。また、「協調安全」をテーマに建設業界が企業間連携を通じて、安全確保と品質向上を両立させるための方向性を明確化し、業界全体の今後の取り組みについても整理する。
 このセッションでは、全員が1つの質問に対して、それぞれが考え方を述べて、共有する時間を最後に設けてある。

 

【本セッションの構成】
■「VRによる安全教育」
(辻尾 晃一:株式会社アクティオ)
■「墜落制止用器具が装着されていないかどうかをAIが判断・他」
(梶原 智彦:西尾レントオール株式会社)
■「建設機械が導く働く環境改善」
(丸山 貴重:株式会社レンタルのニッケン)
■「大和リースの大阪・関西万博事業における安全衛生管理」
(浅野 功夫:大和リース株式会社)
■「凡事徹底による安全管理」
(小野寺 正仁:株式会社フジタ)
■「テーブルディスカッション」※参加者全員による建設業のこれからの課題対策を語ります。

⑤7/18(金)13:00-15:00「建設業の未来を切り拓く生産性の向上とウエルビーイングの実現」

【チェア】
■「建設業の現状と安全の先進国との安全成績の比較、生産性の向上とウエルビーイング」
(河田 孝志:セーフティグローバル推進機構(IGSAP)理事)

 

【本セッションの概要】
 建設現場において品質を確保し、安全性と生産性の向上を同時に実現する方策を導入しています。それに加えて、昨今ではSDGsの観点から働く人のWell-beingは企業経営に重要な要素とされています。このセッションでは、日本を代表する建設関連会社に所属するIGSAP建設委員会のメンバーが、生産性向上と安全性向上の同時実現の実施例に基づきディスカッションを行い、建設現場におけるSDGsの促進、Well-being実現に貢献することを目指します。

 

【本セッションの構成】
■「土木分野における生産性の向上とウエルビーイングの実現事例」
(平野 宏幸:清水建設株式会社 土木総本部 土木技術本部 地下空間統括部⾧)
■「建築分野における生産性の向上とウエルビーイングの実現事例」
(印藤 正裕:清水建設株式会社 Research Fellow)
■「自動化技術を用いたダム現場における生産性の向上とウエルビーイングの実現事例」
(出石 陽一:鹿島建設株式会社 メカトロニクス・ソリューション部自動化施工推進室)
■「タイトルは調整中」
(清水 孝則:株式会社竹中工務店 西日本機材センター開発グループ 主任)
■「変更が変更を呼ぶ!空間情報データから設計変更の連鎖的関係性を導く」
(嵐田 涼子:東京大学)
■「Improving Productivity and Well-being in the Construction Industry – a German perspective」
(Thiébault Clement:OPPBTP(L’Organisme Professionnel de Prévention du Bâtiment et des Travaux Publics) OPPBTP, France)
■「Improving Productivity and Well-being in the Construction Industry – a German perspective」
(Bernd Merz:BG BAU, Germany, ISSA Construction, Technical Secretary)

⑥7/18(金)15:00-18:00「日本の建設現場で進化する自動自律技術と協調安全」

【チェア】
■杉浦 伸哉:株式会社大林組 ビジネスイノベーション推進室部長(前半15:00-17:00担当)
■枝村 学:日立建機株式会社 研究・開発本部 技監(兼)オープンイノベーション推進室長(後半17:00-18:00担当)

 

【本セッションの概要】
 日本の建設業は昨今の少子高齢化における状況を乗り越えるために大きな岐路に直面している。建設生産性の向上や省人化、少子高齢化の現状において工事を請け負い、工期内に確実に安全を確保しながら品質を担保しながら物作りをサービスとして確実に提供する建設業だが、従来の仕事の進め方や多くの関係者の関わりを大幅に変えなければ、これ以上の生産向上や省人化は難しい。
 そのような中において、究極の技術をつかってその課題をクリアするものの1つが建設重機を自動自律で動かし、土木工事の生産性を一気に向上させようという取組である。しかしながら技術のみを極めても施工現場における安全を確保して品質を向上させることは難しい。
 そこで、2023年にこれらの技術を活用するために国土交通省を含め関係団体が議論を重ね日本版安全ルールを構築した。
 このセッションではまずこの安全ルール構築に至った背景を説明し、そこの背景で使える技術はどこまで進化しているのかを発表してもらう。その後パネルディスカッション形式にて、今後の日本が進むべき方向性や、どのような思考で技術と安全を確保していくのかという観点で、「協調安全」をキーワードに産業界の代表者とパネルディスカッションを行う。

 

【本セッションの構成】
15:00~17:00
■「前半:現状で取組が進んでいる、建設分野における自律重機の取組みについて第一人者の皆様からの発表」
(杉浦 伸哉:株式会社大林組 ビジネスイノベーション推進室部長)
■「国土交通省における建設施工の自動化の取組」
(菊田 一行:国土交通省 大臣官房参事官(イノベーション)グループ)
■「SIP スマートインフラ「革新的な建設生産プロセスの構築」~作業指示の体系化と協調領域による 土工事の自動施工技術開発の加速~」
(永谷 圭司:筑波大学 システム情報系 教授)
■「トンネル、ダムにおける自動化、遠隔操作化実績」
(石井 正典:西松建設株式会社 土木事業本部 副本部⾧)
■「自動化施工システム(A⁴CSEL)の深化と進化-適用現場における生産性・安全性の向上」
(三浦 悟:鹿島建設株式会社 技術研究所)
■「建設機械の自律運転による生産性と安全性の実現」
(武石 学:株式会社 安藤・間 技術研究所 フロンティア研究部 ICT・ロボティクスグループ⾧)

17:00~18:00
■「後半:前半の発表から協調安全の考えを取り入れて、今後何ができるのかを議論」
(枝村 学:日立建機株式会社 研究・開発本部 技監(兼)オープンイノベーション推進室長)

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