セミナー

【ライブ配信セミナー】
設計トレードオフを最適化する最強ツール

「デザインナビ」活用法
~「消費電力×生産性」「剛性×質量」「強度×寿命」 などの課題を解決!~

開催主旨

 実際の設計やものづくりの現場では,技術者が求める要求機能(実現したいスペック)が一つだけということは稀である.「あちらを立てればこちらが立たず」というトレードオフを持つ複数の要求機能の間で,バランス解を探すことがほとんどであるが,往々にして主観にもとづく局所最適解に陥りがちである.

 「デザインナビ」は,実験計画法を用いて実験やシミュレーションの組合せ条件を最小化し,少ない実験データからでも要求機能の実現確率を客観的に予測できる.さらに,要求機能間のトレードオフが全体最適となる設計・製造パラメータを決定できる画期的な手法である.従来はこのパラメータ決定に多くの時間を費やしたが,「デザインナビ」で大幅に効率化することができ(実績値で1/4程度まで短縮),延いてはその時間を上流段階での価値創造や基本構造設計にあてることができる.

受講対象者

ものづくりに携わる技術者全般,特に要求機能のトレードオフに興味のある技術者

習得可能知識

1.統計データ解析の基礎を学び設計や製造に活かしたい
2.実験やシミュレーションでの実験パラメータの取扱い方法を知りたい(実験計画法の活用法)
3.要求機能のトレードオフを最適化する設計・製造パラメータを求めたい (デザインナビ)
   (要求機能:設計目標値や製造ばらつきなど,技術者が実現したいスペック)

計算演習があるので関数電卓やExcelシートを準備ください。

 

参考図書:『製品開発を成功させる実現予測法』,中沢弘,近代科学社Digital(2021) 予習してもらうとセミナーでの理解が深まります。

 

概要

日時 2025年 9月 18日(木)10:00~17:00
(9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 講座開催の3営業日前17:00〆切
※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。
原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。

【営業日】について
営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。

(例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込について

講師

安河内 正也 氏(やすこうち まさや)

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プログラム

1.設計のトレードオフ問題
 1) ものづくりの全体像と設計の現実
 2) 思い込み設計がもたらす局所最適設計
 3) トレードオフ問題を解決する手法「デザインナビ」
2.「デザインナビ」の概要と使い方

 1) デザインナビの特徴と適用の流れ 
  1-1 複数の要求機能(評価項目)から最適な設計パラメータを導き出す
  1-2 実現性予測法と実験計画法の組み合わせ
  1-3 要求機能(評価項目),設計変数,直交表,実験・シミュレーション,実現性予測法
 

 2) 直交表を使用した実験計画法
  2-1 設計変数と評価項目の組み合わせ
  2-2 シミュレーションの実験計画法への活用
 

 3) 実現性予測法:製品・システムに要求される機能と設計パラメータ
  3-1 各評価項目におけるその製品・システムの性能のばらつきからシステムレンジ求める
   3-1-1 演習 設計変数毎,評価項目毎の実験値から平均値と標準偏差を求める
       (システム平均値と標準偏差の計算演習)
  3-2 すべての要求機能(評価項目)を最適化する最適な設計パラメータを求める
   3-2-1 要求機能からデザインレンジの策定
   3-2-2 システムレンジとデザインレンジからコモンレンジを求める
   3-2-3 目標値を実現する確率の高いパラメータを導く
   3-2-3 演習 個々の評価項目の実現確率から製品・システム全体の実現確率を求める
       (実現確率の計算演習)

3.「デザインナビ」を用いた最適設計(事例演習)
 1) 片持ち梁の設計(剛性と質量のトレードオフ)
 2) 紙飛行機の翼形状の設計(飛行距離と質量のトレードオフ)
 3) アンケート分析への応用(〇△×による人の勘から数値による客観的な全体最適分析へ)
4.まとめ
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
 ※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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