セミナー
ライブ配信&後日の録画視聴も可能!
使うAIから“育てるAI”の時代に!!
生成AIモデルのカスタマイズ手法とAI利用製品・サービスの創出法
開催主旨
生成AIは単なるツールではなく、発想を形にする「相棒」へと進化しています。ChatGPTやGemini、Claudeなど進化を続けるAIを「どう使うか」ではなく、「どう育て、どう自分のビジネスに役立てるか」という視点が、これからのAI利用サービス開発では重要になります。
そこで、本講座は「育てるAI」の可能性と実践手法に焦点を当て、新たなAI活用サービスやAI実装プロダクト開発を目指す向け、その導入方法とAIモデルのカスタマイズ手法を解説します。例えば、社内ナレッジをもとにした質問対応チャットボットや作業手順書を学習する現場支援AI、学習履歴に合わせた教育用パーソナライズAI、高齢者の行動パターンを学習した見守りAIなどのアプリケーションの構築につながります。
特に、注目したいのがDifyやLangChainなどの「生成AIアプリ開発フレームワーク」と「RAG(検索拡張生成)」という技術です。前者は、複数の処理を組み合わせてAIに“流れ”をつくることで、ユーザーの入力に応じて柔軟に反応するAIアプリケーションを構築できます。後者のRAGは、AIが外部のナレッジ(FAQや資料、PDFなど)を参照しながらリアルタイムで回答を生成する仕組みです。これにより汎用AIでは難しい、その分野に詳しいAIを素早くつくることが可能になります。 また、クラウド依存ではなくローカルで動かせる「オープンソースAI(LLM)」を活用すれば、情報の秘匿性を保ちつつコストの削減も実現できます。PoCやプロトタイプを素早く低コストで実現できるのも個人・スタートアップにとって大きなメリットとなります。
本講座を通じて、育てるAIのメリットを正しく理解し、育てるAIのサービスや製品の適用にかかる確かなヒントが掴みましょう。
※本セミナーは、オンライン配信ツールZoomを用いて実施します。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。
概要
日時 | 2025年 8月 29日(金)15:00~17:00 ※開催当日の14:00まで申込受付。 ※録画視聴はセミナー当日に参加された方も、録画参加のみの方もご視聴いただけます。 |
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受講料 | 16,500円(テキスト、後日の録画視聴、税込、1名分) ※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。 |
主催 | 日刊工業新聞社 |
協力 | 株式会社デナリパム |
問い合わせ先 | 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係 TEL : 06-6946-3382 FAX : 06-6946-3389 E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp |
講師
プログラム
1.なぜ今、“育てるAI”なのか |
1-1 要素技術大規模言語モデルについて 1-2 大規模言語モデルを使用した生成AIの課題 1-3 AIが"考える"ようになった理由 1-4 カスタマイズ技術の進化 1-5 AIが"つながる"時代へ |
2.AIモデルの“カスタマイズ”とは |
2-1 カスタマイズの仕方や様々なツール 2-2 カスタマイズの考え方 2-3 カスタマイズツール等の紹介 |
3.生成AIアプリ開発フレームワーク・RAG(検索拡張生成)の特徴 |
3-1 生成AIアプリ開発フレームワーク 3-2 生成AIアプリ開発フレームワークとMCP、A2Aの概要 3-3 RAG(検索拡張生成=Retrieval-Augmented Generation) 3-4 ベクトルデータベース 3-5 RAGの開発・活用事例 |
4.ローカルで動かせる「オープンソースAI」の概要 |
4-1 小規模言語モデル(SLM) 4-2 ローカルLLMツール 4-3 AIに最適化された「AI PC」について 4-4 デスクトップAIスパコン 4-5 ブラウザで動作する軽量AIモデル 4-6 生成AIをエッジで動作させる「WebLLM」 |
5.応用が広がる“育てるAI”とその先の「AIエージェント」の展開とは |
5-1 AIエージェントを支えるツールと技術の全体像 5-2 AIエージェントの3つの進化パターン 5-3 AIによる業務操作の自動化が進化中 5-4 業務に適応するAI開発の新潮流 5-5 “育てるAI”が変える現場変化の現在地 5-6 AIが議論と意思決定を支援する現場の変化 5-7 仮想市場とAIペルソナによるマーケティング革新 5-8 現実を再現するAIシミュレーションの可能性 5-9 AIエージェントが支える医療現場の新常識 5-10 既存業務のAI化イメージ 5-11 AIがもたらす効率化・課題・雇用のリアル |
6.講座のまとめ・質疑応答 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |