セミナー

【ライブ配信&後日の録画視聴可】
実践に役立つ!工場・倉庫における
半導体・電子部品の静電気対策
~製品不良・異物付着を解決し、
安定した生産と品質管理を実現するためのESD講座~

開催主旨

 静電気(ESD)は、半導体の製造から完成品の保管、そして機器への取り付けに至るまで、あらゆる工程で細心の注意が必要な見えない脅威です。しかし、適切な知識と対策があれば、そのリスクを最小限に抑えられます。
 本講座では、半導体後工程から基板実装、そして完成品の倉庫での保管や最終的な機器への取り付けまで、一貫した静電気対策に焦点を当てます。実際に現場で対策を推進してきた講師が、その豊富な経験に基づき、実践的なポイントと具体的な留意点を分かりやすく解説します。
 これにより、半導体や電子部品の静電気対策を体系的に習得し、現場での品質向上とトラブル防止に直結する実務的なノウハウを身につけることができます。静電気による製品不良や異物不調の課題を解決し、安定した生産・品質管理を実現するための一助となることを目指します。

 

受講対象

・品質管理、品質保証部門のご担当者

・半導体や電子部品などの倉庫管理、物流管理のご担当者

・半導体等電子部品製造、実装工場の製品品質管理のご担当者

 

習得可能知識

・静電気の基本的な現象や発生メカニズムについて理解が深まります。

・実装工場や倉庫における具体的な静電気対策について学ぶことができます。

・静電気計測の難しさや、床、衣類、靴の抵抗値計測方法といった具体的な計測方法について学ぶことができます。

・JISやIEC、JEDECなどの各種国際規格について知識を得ることができます。


 本セミナーは、オンライン形式でのセミナーとなります。オンラインでのご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

 

概要

日時 2025年 10月 7日(火)13:00~16:00

※開催当日12:00まで申込受付

※録画視聴は講座終了後10日間にわたりご視聴いただけます。

受講料

33,000円(テキスト代、後日の録画視聴、税込、1名分の参加費となります)

※テキストはメールでお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)ををメールでお知らせします。

※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームの備考欄にその旨をご記載ください。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 西日本支社 総合事業本部 セミナー係
TEL : 06-6946-3382
FAX : 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

蛭牟田 要介 氏

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プログラム

1.静電気とは

1-1 静電気の基本
1-2 静電気の発生メカニズム
1-3 静電気による事故・影響

2.半導体と静電気

2-1 半導体は静電気で壊れる
2-2 静電気破壊の3つのパターン
2-3 静電気で壊れる端子はほぼ位置が決まっている
2-4 先端になればなるほど半導体は静電気に弱くなる
2-5 半導体の端子には保護回路が配置してある
2-6 対静電気評価の方法とポイント

3.静電気計測の方法と実際

3-1 静電気計測は難しい
3-2 床、衣類、靴の抵抗値計測方法
3-3 静電気計測の調査結果事例

4.実装工場での静電気対策

4-1 温度と湿度
4-2 床、装置、棚、机、椅子、手袋、靴
4-3 摩擦による静電気の発生と適切な歩き方
4-4 帯電しやすい治具、器具、材料
4-5 イオナイザーはお手軽だけど万能ではない

5.作業着・衣類についての静電気対策

5-1 作業着、白衣
5-2 手袋
5-3 靴下
5-4 避けたい衣類

6.半導体・部品メーカーの外部倉庫会社への管理・要求事項

6-1 外部倉庫環境への要求が厳しい理由
6-2 引用されるJEDECのESD管理規程のポイント
6-3 ハンドリングマニュアルの作成と運用が鍵

7.倉庫での静電気対策

7-1 温度と湿度(特に冬場の休日)
7-2 空調機の風が届かないところ
7-3 最も重要なこと

8.まとめ・質疑応答

【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】

※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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