セミナー
【ライブ配信セミナー】
めっきの基礎および不良要因とその対策
~基礎技術から現在求められる高度化まで
開催主旨
長い歴史を持つめっき。古くてやることがもうないと考えられがちなめっき法ですが、昨今の産業構造の変化に伴い、再度めっきの高度化を進めていくことが必要になっています。しかしながら、いざめっきを行うことになっても、めっきはノウハウの塊であることが敷居を上げることになっています。いわゆるブラックボックス化が進んでいるため、めっきに従事する方も、なぜに対する回答を基礎データに戻ってしっかりと理解することが必要となります。
当セミナーでは、めっきに関する技術知識情報を集約した「めっきデータベース」を中心に、めっき条件パラメータと膜特性の相関に関する加工事例、トラブルへの対応事例など豊富な事例を示します。また、熟練者の考え方やノウハウをソフトウェアに蓄積し、解析を行う手法についても紹介します。
今後、ますます情報化が進むにつれて、めっき工程の管理の仕方への要求も変わってきます。デジタル化手法を最大限に活用して、ビックデータやIoT、AI時代に向けた次世代のめっきを実践していきませんか?
受講対象者
・湿式めっき初心者
・めっき膜の評価に携わる方
・めっき工程管理やめっきトラブル対応に従事している方
・めっきラインを新規に構築しようとする方
・ビックデータやIoT、AIに興味がある方
必要な予備知識:特に必要ありません。基礎から解説します。
習得可能知識
・めっきに関わる広い知識が得られる。
・最新のAIを活用しためっき加工への研究アプローチが学べる。
・不良、トラブルの発生要因とその対処法の事例が学べる。
・品質管理やめっき条件最適化へソフトウェアを活用した手法が学べる。
・めっきに携わる熟練者とはいかなる人で、どのような能力を有しており、どこを学んできたかが知れる。
概要
日時 | 2025年 9月 19日(金)10:00~17:00 (9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり |
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会場 | WEBセミナー WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。 ※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。 ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。 |
受講料 | お一人様:48,400円(資料含む、消費税込) 受講にあたり |
主催 | 日刊工業新聞社 |
申込締切日について | 講座開催の3営業日前17:00〆切 ※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。 原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。 【営業日】について 営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。 (例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。 |
問合せ先 | 日刊工業新聞社 総合事業本部 事業推進部(セミナー係) TEL: 03-5644-7222 FAX: 03-5644-7215 E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30 |
FAX申込について |
講師
プログラム
1. めっきの基礎知識と技能者像 |
1.1 めっきの基礎 1.1.1 めっきの析出量と厚さ 1.1.2 電流密度と電流分布 1.1.3 めっきデータベースとは 1.2 めっきを取り巻く現状と薄膜に関する技能者像 1.2.1 めっきの現状 1.2.2 受託加工で求められるめっき技能者像 1.2.3 技能検定で求められるめっき技能者像 |
2. 薄膜製品の検査 |
2.1 めっき膜の評価法 2.1.1 めっき厚さ測定 2.1.2 めっき耐食性試験と防食機構 2.1.3 めっき硬さ試験 2.1.4 めっき密着性・付着性試験 2.1.5 めっき膜構造特性試験、組成分析 2.2 めっき液の管理 2.2.1 ハルセル試験 2.2.2 電位―電流で何がわかるか 2.2.3 光で何がわかるか |
3. めっきの不良、その要因と対策 |
3.1 めっきの不良と発生要因 3.1.1 めっき目的の明確化と仕様 3.1.2 めっき手法によるトラブル 3.1.3 電気めっきJISに記された不良 3.1.4 めっき不良の発生要因とトラブル対策事例 |
4. 熟練者の技能分析に基づく数理モデルの展開と現場への適用事例 |
4.1 品質改善と向上、条件最適化への数理モデルの適用 4.1.1 QC分析のめっき工程への適用 4.1.2 一対比較法のトラブル対策への適用 4.1.3 機械学習によるめっき条件最適化、優先条件パラメータの決定 4.1.4 機械学習によるめっき欠陥の判定への適用 4.1.5 シミュレーションを活用した電極形状の設計と機械学習の適用 4.1.6 計測・異常検知によるめっき工程管理への適用 |
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】 ※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします) |