セミナー


現地&オンライン開催シンポジウム
工場管理・創刊70周年企画

ポカミスゼロ・異物不良ゼロ・原則整備によるダウンタイムゼロ実践工場

開催主旨

 日刊工業新聞社は、生産管理担当向けに実務雑誌「工場管理」を発行しており、2025年をもちまして創刊70周年を迎えました。

 「工場管理」は、経営者・管理者・現場監督者など工場での各種生産活動に関わる幅広い方を対象にした実務雑誌です。日々のカイゼン活動のほか生産管理システム、工場経営手法などを、事例を通じて紹介しております。

 また、日刊工業新聞社では生産管理担当などを対象に多数の実務セミナーを実施しており、中でも、受講者から高い支持を得ているのが、ロンド・アプリウェアサービス様による講座です。2014年からご登壇いただき、「ポカミスゼロ」「異物不良ゼロ」「不良ゼロ」のほか、「モノづくりAI/IoT」などをテーマに多数のセミナーを実施いただいています。約12年間にわたるご指導で、受講者数は2,300名を超えました。現場での実践例をもとに理論化した、科学的・合理的アプローチにもとづく解説は好評を得ており、こうした指導を生かすかたちで不良ゼロなどを達成した例が多数ございます。

 

 本シンポジウムは、工場管理・創刊70周年企画として、ロンド・アプリウェアサービス様にて選定いただきました企業様を“先行モデル工場”として取り上げ、恒常的なポカミスやヒューマンエラー、異物不良、さらには、原則整備の不備によるダウンタイムなどで課題を抱える工場担当者を対象に、先行モデル工場での実践例を紹介。これらの課題解決に役立てていただきます。

 多くの工場が悩まされている「ポカミス」に対しては、「23の要因」とそれに対応する「23の対策」を定義し、「ポカミスゼロへのアプローチ」としてツール化。「2S+標準化」というオーソドックスなポカミス対策に、これらのツールを加えることでポカミスをゼロにし、その状態に保つことに成功しています。異物不良や原則整備に対しても、同様に、科学的なアプローチにより原因と対策を体系化し、異物不良ゼロ・ダウンタイムゼロを実現しています。

 本シンポジウムでは、先行モデル工場の担当者がその効果と実際を、実体験をもって解説します。

 

ライブ配信セミナーでお申込みされた方は、オンライン配信ツールZoomを使い、登壇者は配信会場から出演いただく形式のセミナーとなります。ご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。

概要

日時

2025年 11月 27日(木)13:00~17:00
(12:30会場受付開始&ログイン開始)
※終了後に交流会を開催します。

会場

会場またはライブ配信の選択制


日刊工業新聞社 西日本支社 セミナー会場
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。

ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」
※ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。

受講料

22,000円(テキスト、消費税込、1名分)
※交流会参加費(2,000円)は当日徴収します(領収書をお渡しします)
※講師紹介企業は、講師から案内した別サイトからお申し込みください。

開催決定後、請求書のPDFをメールでお知らせいたします。

受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社

※弊社プライバシーポリシー(個人情報保護方針)をご一読いただき、申込みフォームより必要事項をご入力ください。
⇒ プライバシーポリシー
共催 株式会社ロンド・アプリウェアサービス
問合せ先 日刊工業新聞社 総合事業本部 西日本支社 セミナー事業部
TEL: 06-6946-3382
FAX: 06-6946-3389
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30

講師

中崎 勝 氏

大谷 みさお 氏

会場アクセス

日刊工業新聞社 西日本支社
セミナー会場
大阪市中央区北浜東2-16
セミナー会場案内図

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プログラム

1. 解説(13:00~13:40)
「不良ゼロ」+「モラルアップ」へのアプローチで理想の工場を実現
  講師:株式会社ロンド・アプリウェアサービス 大谷 みさお 氏

【概 要】
 講師らは、不良をゼロにするツール群(原則整備へのアプローチ、異物ゼロへのアプローチ、ポカミスゼロへのアプローチ)を、長年、不良をゼロにした経験則からつくり出し、各社で実績を上げてきました。そのカギは、不良のすべての要因を明確にし、それに対する具体的な対策を提示しツール化したことでした。これらのツールにより不良はスピーディーかつ確実にゼロになります。
 一方、実際の改善には作業者の方々のモラル(やる気、チャレンジ精神)を上げる必要性を痛感し、新たに「モラルアップへのアプローチ」も開発しました。これにより改善をする方々のモラルを上げ、改善スピードを上げ、持続的に改善を続ける基盤づくりもできるようになりました。
 本講演では、これらの各アプローチの解説を通じて、貴社でも簡単・確実に「不良ゼロ」の現場を実現・維持し、働き甲斐のある楽しくて明るい現場づくりにつながることを実感いただきます。
2. 事例紹介(13:40~16:20)

【事例①】(13:40~14:10)

「オムロンリレーアンドデバイスにおける原則整備によるダウンタイムゼロ活動」
  講師:オムロンリレーアンドデバイス株式会社 第1製造部長 有働 幸一 氏

【事例②】(14:10~14:40)
「圧倒的なスピードと成果を追求する革新的アプローチの展開 ~ 原則整備+異物ゼロ ~」
  講師:ルネサスエレクトロニクス株式会社 大分工場 製造部 第二製作課長 江嶋 朋治 氏

【事例③】(14:40~15:10)
「韓国日東オプティカル株式会社における異物ゼロへのアプローチ」
  講師:韓国日東オプティカル株式会社 総括本部 製造総括部 生産1チーム 製造革新パート長 Jeon JinWoo 氏
    :韓国日東オプティカル株式会社 韓国日東オプティカル株式会社  常務 総括本部長 太田 智之 氏


【事例④】(15:20~15:50)
「慢性不良を解消!パナソニックにおけるポカミスゼロ活動」
  講師:パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社 製造担当(兼)グローバル製造管理部長 江川 誠 氏


【事例⑤】(15:50~16:20)
「地域製造業の次世代リーダー育成の取り組み ~『ひのくに道場』によるモラルアップ~」
  講師:公益財団法人くまもと産業支援財団 事務局長 篠原 英幸 氏

※各事例では、各社の工場の特徴、各工場での課題、課題解決に向けた具体的な活動、これらの活動(施策)による効果、今後の活動目標などを語っていただきます。各事例紹介後は、質疑応答の時間を設けており、各社の取り組み内容を深掘りすることができます。

3. 事例解説とまとめ(16:20~17:00)

改善活動の成功のポイント/改善の必要性と人づくり
  講師:株式会社ロンド・アプリウェアサービス 中崎 勝 氏


【概 要】
 
講演の最後のまとめとして、各社の活動の成功のポイントを解説します。続いて、わが国の現状を踏まえ、今後どうするべきかを、現場改善の重要性と必要性を通じて解説します。
 アメリカにおけるデジタル化、中国製造業の台頭など日本のものづくり企業を取り巻く環境は厳しくなる一方です。その環境下で生き残るために、日本のみが持つ最強の武器「現場改善」を駆使します。グローバル競争に勝つために、もう一度「改善の重要性、必要性」を認識し、それを実現する人材を「不良ゼロ」+「モラルアップ」のツールで育成して下さい。
 「人づくりがものづくり」です。

 

4. 交流会(17:00~19:00)
軽食と飲料(アルコール)をご用意いたします。
交流会への参加費は当日会場で徴収いたします。領収書をお渡しいたします。

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