セミナー

【ライブ配信セミナー】
歯車機構の基本原理からひも解く

歯車の強度設計と低騒音・低振動の具体策
~高強度/低振動・低騒音設計から寿命・損傷メカニズム/対策まで~

開催主旨

 歯車は、回転運動を伝達するのに欠かせない要素として産業機械に止まらずあらゆる機械・装置に利用されています。長い歴史をもつ機械要素ですが、近年、様々な機械装置の「電動化」に伴い、さらなる機能・性能が期待されている要素でもあります。EVはもちろん、産業機械においてもより一層の高精度・高強度・高伝達効率、そして低騒音化(低振動化)が求められています。一般には、歯と歯がかみ合い力を伝達する歯車に騒音・振動は付き物だと考えられてきましたが、最近では静音なサーボ機械・装置が増えたことで歯車を由来とする音・振動がこれまで以上に課題になっています。歯車を開発、または利用する設計者は常にこうしたニーズに即した新たな課題に向き合わなければなりません。

 歯車の設計や利用に際しては、基本的な事項にもかかわらず、忘れられている事項が数多くあります。例えば、歯車を利用は本来、駆動歯車と被動歯車という一対の「歯車機構」として検討すべきですが、歯車を単体の要素として、形状の幾何学的な検討のみで済ますケースが多いようにも見受けられます。これでは、構造の最適化に至らず、本来実現したい性能や信頼性は得られません。

 本セミナーは、回転伝達の力学的な原理から歯車機構の基本メカニズム、さらには振動・騒音の低減や、高強度設計といった最近の重要課題までを扱うセミナーです。高性能な歯車機構を得るための設計上の留意事項を列挙し、要点を整理してわかりやすく解説していきます。

受講対象者

設計部門を中心とする製造業の技術者。
(機構学、機械設計、機械材料の初歩的知識があれば理解しやすい)

習得可能知識

(1) 歯車機構の企画・構想
(2) 歯車機構の設計・加工・検査・組み立てなどに関する事項
(3) 各種産業機械への実装技術

概要

日時 2026年 4月 14日(火)10:00~17:00
(9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 講座開催の3営業日前17:00〆切
※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。
原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。

【営業日】について
営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。

(例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込みについて

講師

香取 英男 氏(かとり ひでお)

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プログラム

1.外歯車対の基礎
(1)歯車の種類
(2)円筒歯車のかみ合いの原理
(3)なぜ歯形にインボリュート曲線が圧倒的に用いられるか
(4)バックラッシとは
(5)かみ合い率と同時かみ合い数
(6)切り下げと最少歯数の限界
(7)転位とは
   ・縦転位
   ・横転位
(8)転位を活用した柔軟な歯形設計への活用
(9)基準ピッチ円とかみ合いピッチ円の違い
(10)歯車における寸法管理の方法と精度
 ・またぎ歯厚法とその値の算出式
 ・オーバーピン法とその値の算出式
(11)設計/製作上要求される歯車諸元値の項目とその算出方法
2.外歯車/内歯車対による歯車機構
(1)外歯車・内歯車対のかみ合いにおける歯車諸元値の項目とその算出方法
(2)外歯車・内歯車対で生じるかみ合い干渉
 ・インボリュート干渉とその発生有無判定の算出方法
 ・トロコイド干渉とその発生有無判定の算出方法
 ・トリミング(逃げ)干渉とその発生有無判定の算出方法
3.高強度・低振動・低騒音への歯車設計
(1)回転伝達機構としての歯車装置設計の着眼点
(2)歯車と伝達軸の締結方法
(3)伝達軸の強度の設計方法
 ・ねじり剛性によるせん断応力にもとづく軸の強度計算
 ・ねじり剛性にもとづく軸の強度計算
(4)歯車の強度の設計方法
 ① 幾何学的な観点からの強度設計
  ・歯元曲げ強さ(ルイスの式)
  ・歯面強さ(ヘルツの応力)
 ② 歯形形状の検討
  ・歯たけ係数による
  ・転位係数による
  ・歯形修整による
 ③ 機構の実装上からの検討
  ・材質
  ・熱処理
  ・潤滑方法
4.歯車の寿命と損傷
(1)歯形の変形と破損
(2)歯面の摩耗
(2)振動・騒音の対策
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