セミナー

【ライブ配信セミナー】
トラブル事例から学ぶ

機械・装置 構造設計ノウハウ
~「採用すべき構造」「採用してはならない構造」を事例で理解する~

開催主旨

近年、多くの企業が製品の事故・トラブルの防止を目的としてFMEAやデザインレビュー(DR)に取り組んでいます。ところが、実際にこれらに取り組んでいる企業からは「やってはいるものの役に立っているのかわからない」という声をよく聞きます。

例えば、FMEAは開発の初期段階で潜在的な不具合を予測する活動です。ところが、トラブルの多くは開発の後段、納期が迫っている状況で発生し、結局、トラブルの真因を特定し切れないままとなっていることが少なくありません。この状態で再発防止にFMEAを実施しても解析の対象や視点がずれたままとなり、十分に効力を発揮するはずはありません。

またDRでは計画図の構造について「そもそも組立できるか」「狙った仕様を実現できるか」「実際に作れるか」について検証していきます。検証は、設計者が機構・構造に対する十分な経験知を持ち合わせ、それが図面に表現されていることが前提となります。設計者が機械の構造や、トラブル発生のメカニズムを熟知しているからこそDRの議論が有意義なものとなるのです。

本セミナーでは、精密機械を中心に様々なトラブル事例から原因を抽出、その対処法を学びます。具体的には、精密機械・装置機構、半導体製造装置、真空装置などを取り上げ、トラブルの内容・原因を紐解き、それぞれケースでの「採用すべき構造」「採用してはならない構造」を学びます(精密機械以外の機械・装置であってもトラブル回避の考え方は同じです)。

不幸にして実際に起こってしまったトラブルに対しても、素早いリカバリーができるか否かは、結局、技術者が頭の引き出しにトラブル事例をどれだけ持っており、遭遇するトラブルに応用できるか勝負となります。トラブル事例の検証から得られるのは実践に裏付けられた応用可能な経験知です。それを身につけることが熟練設計者・生産技術者への早道なのです。

習得可能知識

1)トラブル事例の理解を通して、同様なトラブル回避する設計技術を取得する。
2)豊富なトラブル事例により機械要素の原理と使用法を理解し、ベテラン設計者への第1歩を踏み出すことができる。
3)機械設計の基本である「部品の加工ができるか」「装置の組み立てができるか」「性能を発揮する装置となるか」についてその考え方を具体的に学ぶことができる。
4)設計のトラブル解消には、設計の上流工程での検討が重要であることを理解することができる。

進呈書籍

ご受講者様には「機械のトラブルシューティング解説 55事例 経の巻」を無料進呈します。

概要

日時 2026年 9月 29日(火)10:00~17:00
(9:30 ログイン開始)※昼休憩1時間あり
会場 WEBセミナー
WEBセミナーは、WEBミーティングツール「Zoom」を使用して開催いたします。

※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
受講料

お一人様:49,500円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
申込締切日について 講座開催の3営業日前17:00〆切
※セミナーによって締切が異なる場合もございます。早めにお申込みください。
原則、資料を受講者の方へ郵送するため、お手元に届く猶予を頂いております。予めご了承ください。

【営業日】について
営業日は平日になります。 ※土曜/日曜/祝祭日は、休業日です。

(例)6/16(火)開催の場合、6/11(木)が締切日となります。
問合せ先 日刊工業新聞社
メディア事業局 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込について

講師

金友 正文 氏(かなとも まさふみ)

プログラム

1. トラブル事例から学ぶ機械・装置設計の勘どころ
・設計トラブルの再発防止・未然防止に必要なのは経験知。どのようにしてこれを手に入れ、応用するか
・「部品の加工ができるか」「組み立てができるか」「性能を発揮できるか」が設計の基本
・設計のトラブル防止は、設計作業の上流の工程の対処が重要
2. 機構および精密機械にまつわるトラブルとその対策ノウハウ
・回転軸受けの軸方向ガタの除去
・小型モータの軸受けの過大荷重による破損
・ヒートサイクルが加わる部品の固定ネジのゆるみ
・歯車固定ネジの緩み
・駆動ネジのスラスト支持不備による送り方向誤差の発生
・プーリ巻きつけワイヤーの破損
・マイクロメータヘッドの衝撃による位置決め不良
・圧電素子を駆動源に用いた3軸移動ステージの移動軸の干渉
・リンク搬送機構の蛇行移動
・エアーシリンダによる荷重の制御不良
・モーメントが作用したボールブッシュ案内の動作不良
・すべり軸受けの温度変化による移動不良 ほか
3. 真空機械および半導体製造装置にまつわるトラブルとその対策ノウハウ
・真空用ICFフランジの取り付け誤差によるベアリングの破損
・真空用ベアリングの選定方法
・真空内機構のネジ落下
・冷却水の供給系の構造とPTネジ加工トラブル
・真空シールのOリング溝のカッターマークによる漏れ防止
・ベーキング用シースヒータの漏電
・真空内移動ステージの真空外駆動2軸の干渉による移動不良
・石英チャンバー固定フランジ部の破損 ほか
4. 溶接にまつわるトラブルとその対策ノウハウ
・溶接用真空容器材料として使用が不的なSS材
・パイプ内面を電解研磨するVCR継手の溶接法
・モリブデン材のピンのレーザービーム溶接による割れ
・メッシュ電極のシーム溶接
・溶接による真空フランジの変形
・ステンレス鍛造材と引き抜き材料不良による漏れ
・ベーキング用シースヒータの漏電 ほか
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(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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