セミナー

【ライブ配信&後日の録画視聴可】
振動・騒音の測定・解析と低減対策技術
~FFT解析による原因特定と設計段階での対策立案手法~

開催主旨

 振動・騒音問題は、製品や設備の品質低下、性能不足、ユーザークレームにつながる重要な設計課題です。また、生産設備では高速化による生産性向上を進める一方で、振動による位置決め精度低下や加工品質への影響が問題となるケースもあります。
 振動・騒音対策を効果的に進めるためには、現象を正しく測定し、発生原因を周波数成分などから把握したうえで、適切な対策を立案することが重要です。しかし、実際の設計・開発現場では、測定データの解釈や原因特定、対策効果の予測に課題を抱えるケースも少なくありません。
 本講座では、振動・騒音問題を解決するために必要となる測定方法、データ解析、対策立案の考え方を体系的に解説します。振動計・騒音計による測定方法から、周波数分析(FFT解析)の原理と活用方法、Excelを用いた周波数分析の実習まで、実務で活用できる解析手法を紹介します。
さらに、伝達関数を用いた振動低減の考え方、ばね-マス系による振動対策、吸音・遮音による騒音対策、シミュレーション活用についても解説し、実際の振動・騒音低減事例を通じて対策立案のポイントを理解します。
 本講座を通じて、振動・騒音現象を定量的に把握し、設計品質向上や製品・設備の性能改善につなげるための実践的な知識を習得することを目的とします。受講者の理解を確実なものとするために適宜Excelを使った練習問題を組込み、最後に振動と騒音の実際に行われた低減事例を紹介します。

 

受講対象

■機械製品、設備、装置などの設計・開発に携わる技術者
■生産設備や製造装置の振動・騒音対策、改善に取り組む技術者
■機械、メカトロ機器、ロボット、輸送機器などの設計・評価担当者
■製品や設備の振動・騒音問題の原因解析、改善方法を学びたい技術者
■CAE解析、実験評価、保守・設備管理などで振動データを扱う技術者

 

必要予備知識

■理系高卒レベルの数学,物理(力学)
■Excelの基本操作

 

習得可能知識

■振動・騒音問題を発生要因や測定データから整理するための基礎知識を習得できます。
■振動計・騒音計による測定方法と、取得したデータの評価方法を理解できます。
■FFT解析による周波数分析の考え方と、Excelを活用した解析手法を習得できます。
■伝達関数、ばね-マス系、吸音・遮音などを用いた振動・騒音対策の考え方を理解できます。
■対策効果の予測方法や実際の低減事例を通じて、設計・開発段階での問題解決力を高められます。

 

事前準備

本講座では、FFT解析の考え方を理解するため、Excelの分析ツール(FFT解析機能)を用いた演習を実施します。受講にあたり必要となるExcelの分析ツールの設定方法については、事前にご案内いたしますので、準備のうえご参加いただけます。


 本セミナーは、オンライン形式でのセミナーとなります。オンラインでのご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

概要

日時

2026年 10月 29日(木)10:00~17:00

※昼休憩は12:00~13:00を予定しています。

受講料

49,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)

※テキストはメールでお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)ををメールでお知らせします。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームでご選択ください。

※録画視聴は当日参加された方も講座終了後2週間にわたりご視聴いただけます。

主催 日刊工業新聞社
協力 RTデザインラボ
問い合わせ先 日刊工業新聞社 イベント事業本部 名古屋支社 セミナー担当
TEL : 052-307-0489
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

高橋 良一 氏

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プログラム

1.騒音規制法,振動規制法の概略
1-1 騒音の環境基準
1-2 職場騒音障害防止のためのガイドライン
2.振動対策が必要になる場面
2-1 工場生産設備の生産性向上
2-2 騒音の音源対策としての振動低減
3.振動の測定方法と振動に関する数値の意味
3-1 振動の測定方法,各種振動計
3-2 振動データをコンピュータに取込む方法
3-3 三角関数で振動波形を表現する
3-4 変位を時間で微分したら速度となる
3-5 加速度、速度、振幅の関係
4.騒音の測定方法と騒音に関する数値の意味
4-1 騒音計の詳細説明
4-2 騒音に関する数値の意味
4-3 実効値 rms (root mean square)値
4-4 デシベルの「ベル」は何の単位?
4-5 音圧レベル,騒音レベル,等価騒音レベル
4-6 A特性とは
4-7 騒音発生源の見つけ方
4-8 音響インテンシティ測定
4-9 音源の出力レベル  PWL (power level)
5.対策立案ための知識と技能 周波数分析
5-1 振動・騒音の周波数を知らずして対策は立案できない
5-2 周波数分析とは FFTアナライザが教えてくれるもの
5-3 フーリエ変換(FFT)の原理
5-4 エクセルを使った周波数分析の実習
6.伝達関数を使った振動対策事例
6-1 伝達関数の定義
6-2 「騒音・振動 = 伝達関数 × 力」との発想で騒音・振動低減を考える
6-3 伝達関数を使った振動対策事例
6-4 実験モーダル解析の原理と方法
6-5 ノートPCで録音したwavデータを周波数分析して,振動・騒音低減に使う方法 
7.振動対策の立案方法 対策立案の定跡 ばね-マス系で考える
7-1 対策立案の定跡 ばね-マス系で考える
7-2 ばね-マス系の伝達関数
7-3 振動対策の考え方 非共振時
7-4 振動対策の考え方 共振時
7-5 振動を遮断する方法(振動絶縁)
7-6 床振動対策
8.騒音対策の立案方法 音の反射、吸収、透過
8-1 吸音率の定義
8-2 吸音材の効果計算例
8-3 遮音材とは,等価損失の定義
8-4 遮音材を使ったときの効果予測
8-5 吸音材と遮音材を組合わせた対策と効果予測
8-6 騒音対策一覧
9.振動シミュレーション
9-1 モーダル解析
9-2 時刻歴応答解析
10.振動・騒音の低減事例と実際に行われた対策 
10-1 液晶シール塗布装置の振動低減
10-2 電磁振動の特徴
10-3 PWM駆動,インバーター駆動とは
10-4 PWM駆動による振動増大の理由
10-5 洗濯機の静音化事例
11.参考資料 
11-1 医用画像診断機器であるMRI装置の静音化事例
11-2 フーリエ変換,FFT
11-3 パワースペクトル密度 PSD
11-4 窓関数
11-5 波動方程式
11-6 粒子速度の概念,粒子速度と音の大きさの関係
11-7 騒音対策を伝達関数で考える。
11-8 音響シミュレーション
11-9 三角関数と複素数
12.まとめ・質疑応答
【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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