セミナー

【会場×ライブ配信セミナー同時開催】
付加価値経営を目指す中小製造業 必修!

演習でマスターする「限界利益」活用法
~値決め・受注判断・投資判断・内/外製化判断・製品戦略を演習でマスター~

開催主旨

 国内の大手製造業では、1人あたりの年間付加価値(労働生産性)が970万円に達する一方、中小製造業はわずか520万円と言われています(2022年版「中小企業白書」)。これほど大差がついた要因はどこにあるのでしょうか。最大の要因として挙げられるのが経営の質、とりわけ収益状況の「見える化」ができているか否かです。

 中小製造業の多くは経営判断の材料として「決算書」を使っています。しかし、決算書では会社全体の損益はわかっても、その損益と各製品の利益がどう関係しているのかが見えてきません。この状態では具体的な経営判断をタイムリーに下すことは不可能です。

 そこで必要になるのが「限界利益」です。限界利益を指標として使えば「どの製品に注力すべきか(製品戦略)」「採算に合う販売価格はいくらか(値決め)」「設備投資や外注化は妥当か(投資判断・内外作判断)」「どの案件を受注すべきか(受注戦略)」といった実務的な判断が客観的な「数字」に基づいて可能になります。大手製造業の約60%は限界利益を活用した経営管理を行っています。しかし、中小製造業ではその導入率は20%程度。この差が、労働生産性に大きな差を生んでいます。

 本セミナーでは中小製造業がすぐに実践できる「限界利益」の活用法を具体的に紹介します。経営の精度を高め、労働生産性を飛躍的に高める第一歩としてぜひご参加ください。


受講対象者

1.製品ごとの採算性や製品ラインアップの見直し、設備投資の判断に悩んでいる経営部門
2.製品の価格設定や受注可否の判断に悩んでいる販売部門
3.外注化と内製化の判断に悩んでいる製造部門

進呈書籍

「限界利益分析をうまく使って売上アップ」(堀口敬著、日刊工業新聞社刊)を進呈致します。

 

持ち物

筆記用具(シャープペン、消しゴム、黒・赤ボールペン)と電卓をご持参ください。

概要

日時 2025年 10月 10日(金)10:00~17:00
(9:30 受付開始)※昼休憩1時間あり
会場 【会場またはライブ配信の選択制】

日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
ライブ配信 ビデオ会議ツール「Zoom」
ブラウザとインターネット接続環境があれば、どこからでも参加可能です。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料 お一人様:48,400円(資料、消費税含む)

受講にあたり
開催決定後、請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。
主催 日刊工業新聞社
申込締切日について ライブ配信の申込み締切日
2025/10/7(火)17:00 受付締切
資料のご郵送に伴い、お申込み締切日が早くなります。
問合せ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込について

講師

堀口 敬 氏(ほりぐち たかし)

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

プログラム

1. 限界利益こそが収益状況を「見える化」する
 プロローグ 何を指標に儲かる儲からないを判断していますか
 (1)限界利益と営業利益の違い
   1.コストには2種類ある(変動費と固定費)
   2.製品原価の計算方法にも2種類ある(全部原価計算と直接原価計算)
   3.2つの原価計算方法の使い分け
   演習 全部原価計算と直接原価計算による製品原価の計算
 (2)限界利益と生産性の関係
   1.生産性とは何か
   2.生産性アップが限界利益を高める仕組み
 (3)8ステップで「限界利益分析」を行う
   演習 事例企業に対して8ステップで限界利益分析を行う
2. 限界利益の実践活用
 (1)製品の採算性評価
   演習 限界利益を使った製品利益の計算
 (2)製品ラインナップの見直し
   演習 限界利益を使った製品の統廃合判断
 (3)製品価格の決定
   演習 限界利益率を使った価格設定
 (4)製品の受注戦略の決定
   演習 限界利益を使った受注可否の判断
 (5)設備投資の最適化
   演習 限界利益を使った投資回収計算
   演習 バリューマップを使った投資戦略の立案
 (6)人員配置の最適化
   演習 バリューマップを使った人員配置の見直し
 (7)外注化・内製化の判断
   演習 限界利益に基づく内外作判断
 (8)損益分岐点分析
   演習 製品別限界利益を使った損益分岐点分析
   演習 毎月の限界利益実績を使った経営管理
3. アドバイス
 参加者が持つ課題に対して、講師が「限界利益を使った実践的な対応方法」をアドバイス
 【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】
 ※必ずお読みください
(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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