セミナー

【ライブ配信&後日の録画視聴可】
生成AI×Excelで学ぶ統計学
― シミュレーションで理解する検定・多重比較・分散分析と統計思考 ―

開催主旨

 製造現場や開発プロセスにおいて、t検定や分散分析などの統計手法は不可欠な道具となっています。しかし実務では、「p値が0.05以下かどうか」という結果だけに注目し、その背後にある確率分布の意味や検定手法の前提条件を十分に理解しないまま運用されているケースも少なくありません。その結果、統計解析の結果を正しく解釈できず、データに基づく合理的な判断や説明に結びつかないという問題が生じることがあります。さらに、「なぜこの検定を使ったのか」「この結果は本当に妥当なのか」といった問いに十分に答えられず、意思決定の場で判断や説明に迷うケースも少なくありません。
 本講座では、このような課題を踏まえ、統計学の書籍を一方的に読み進める従来型の学習ではなく、生成AIから知識提供を受け、AIとの対話を通じて理解を深める新しい学習スタイルを提案します。ChatGPTやClaude in Excelを活用し、Excel上で乱数生成やt値・p値のシミュレーションシートを作成しながら、統計現象を体験的に理解していきます。
 生成AIにシミュレーション環境を作成させ、その結果をAIと議論しながら解釈することで、統計手法の背後にある確率的な考え方を直感的に理解します。また、「なぜt検定を繰り返してはいけないのか」「等分散性の仮定とは何を意味するのか」「多重比較がなぜ問題になるのか」といった実務で直面する問いについても、Excelシミュレーションを通じて自ら説明できるレベルの理解を目指します。
 本講座を通じて、統計結果を単なる数値として受け取るのではなく、その意味を読み解き、実務の意思決定や説明に活かすための「統計的解釈力」と、生成AIを学習パートナーとして活用する「AI時代のデータリテラシー」を習得していただきます。

 

受講対象

■統計学(t検定・分散分析など)を一度は学んだものの、実務での使い分けや結果の解釈に自信がない方
■品質管理、研究開発、マーケティング分析、業務改善、データ分析などの分野でデータに基づく判断を行う技術者・担当者
■検定結果を「p値の大小」だけでなく、統計的な背景を含めて論理的に説明できるようになりたい方
■統計を単なる計算ツールではなく、実務の意思決定に活かすための「思考法」として身につけたい方
■部下や新人へのデータ分析・統計教育に、生成AIをどのように取り入れるべきか関心のある指導的立場の方

※数学的な導出よりも「概念の理解と言語化」を重視するため、数式に苦手意識のある方でも受講いただけます。

 

習得可能知識

■統計的検定の本質を「分布に基づく確率的判断」として理解し、その意味を周囲に論理的に説明できるようになります。
■各検定手法が前提としている条件や限界を言語化できるようになり、状況に応じて適切な解析手法を自信を持って選択できるようになります。
■生成AIの説明に含まれる誤りや偏りを自ら検証・修正できる、AI時代に求められるデータリテラシーと判断力が身につきます。
■有意水準や多重比較の問題など、実務で誤解されやすい統計の落とし穴を、Excelシミュレーションによる体験を通して深く理解できます。
■AIを学習パートナーとして活用する方法を習得することで、統計結果の解釈やレポート作成を効率化するとともに、講座終了後も独学で統計学を学び続ける基礎力が身につきます。

 本セミナーは、オンライン形式でのセミナーとなります。オンラインでのご視聴方法(参加用URL等)はご登録くださいましたメールにお知らせいたします。ZOOMでの視聴が困難な方には別途、こちらの手順を参照のうえブラウザ上でご視聴ください。

概要

日時

2026年 5月 28日(木)13:00~17:00

※開催当日12:00まで申込受付

受講料

38,500円(テキスト代、録画視聴、税込、1名分)

※テキストはメールでお知らせします。

※振込手数料は貴社でご負担願います。開催決定後、受講料の請求書(PDF)ををメールでお知らせします。
※講座実施前の入金をお願いしておりますが、講座実施後の入金にも対応しています。

※当日の参加が難しい方は録画での参加も可能です。録画での参加を希望される方は、申込フォームでご選択ください。

※録画視聴は当日参加された方も講座終了後10日間にわたりご視聴いただけます。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社 イベント事業本部 名古屋支社 セミナー担当
TEL : 052-931-6158
E-mail : seminar-osaka@media.nikkan.co.jp

講師

古橋 武 氏

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プログラム

1.生成AIによるExcelシミュレーション生成:AI時代の統計学習法

1-1 生成AIにExcelシミュレーションシートを作成させる方法
1-2 AIを「答え製造機」にしない学習設計
1-3 AIとの対話を通じて統計概念を理解する方法
1-4 本講座の進め方:
    AIによるExcelシミュレーション生成 → 実行 → AIとの対話による解釈

2.AI生成Excelシミュレーションによる確率試行と分布の理解

2-1 AIに乱数生成シミュレーションシートを作成させる
2-2 Excelシミュレーションで理解する確率試行
2-3 分布とは何か:結果の集まりが作る「形」
2-4 中心極限定理の直感的理解(平均のシミュレーション)
2-5 【AI対話】なぜ平均は正規分布に近づくのか

3.AI生成Excelシミュレーションによるt検定の理解

3-1 AIにt値・p値計算シミュレーションシートを作成させる
3-2 Excelシミュレーションで理解するp値の意味
3-3 t分布が必要となる理由(母分散未知の問題)
3-4 Student検定とWelch検定の考え方
3-5 【AI対話】誤った検定選択例を生成させ、その問題点を検討する

4.AI生成Excelシミュレーションによる多重比較問題の理解

4-1 AIに多重比較シミュレーションシートを作成させる
4-2 Excel実験で理解する「有意差の乱発」
4-3 多重比較問題とは何か
4-4 有意水準と多重比較補正(Bonferroni法)
4-5 分散分析(ANOVA)の構造
4-6 F値の意味と統計的判断の考え方
4-7 【AI対話】多重比較結果の解釈をAIと議論する

4.AI時代の統計活用とまとめ

5-1 AIを活用した統計結果の解釈方法
5-2 AIによる解析レポート生成と修正
5-3 AIを学習パートナーとする統計学習法
5-4 統計的解釈力とデータリテラシーのまとめ
5-5 質疑応答

【ライブ配信セミナーに伴う注意事項について】⇒ 【詳細はこちら】

※必ずお読みください(お申込みを頂いた時点でご同意頂いたとみなします)

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