セミナー

実機を見ながら解説!!
電動機まわりの設備保全
~製造現場の保全ノウハウを満載

開催主旨

 ポンプ、ファン、コンプレッサ、搬送装置、ロボットなど、電動機は生産工場の稼働に必要不可欠な役割を果たしています。それだけに電動機の故障は生産ラインの停止や、異常振動や発熱による火災リスク、さらに稼働効率低下によるエネルギーコスト増加など生産活動に深刻な影響をもたらします。そこで重要となってくるのが、電動機まわりの保全です。しかし近年、熟練技術者の退職により、保全の担い手が大幅に不足し、工場内に大量に設置された新旧様々な電動機への対応が困難になるなど深刻な課題を抱えています。中には廃盤となり保守部品が手に入らないケースも発生しています。

 本セミナーでは、電動機を事例にして保全に必要な知識を生産現場でよく目にするトラブル事例から学んでいきます。故障の兆候や不具合からの原因究明やその対策方法、また故障を事前に回避するために不可欠となる「オーバーホール」の知識(機械・電気両面)を紹介します。分解から洗浄・修理・交換・注油・組立・設置に至るまでの作業の手順やノウハウを「現物」や「現場写真」を用いながら説明していくため、より身に付きやすくなります。現場力の育成・レベルアップにぜひご活用ください。

受講対象者

機械保全に携わる技術者全般

習得可能知識

1.電動機・要素の不具合に対する具体的な対処方法
2.電動機の要素・構成を踏まえた保守メンテナンス方法
3.生産現場で発生した故障事例をなぜなぜ分析に原因探求
4.他社事例を実物で確認しながら自社での予防保全につなげる

持ち物

電卓、筆記用具をご持参してください。

概要

日時 2026年 7月 21日(火) 10:00~17:00
(9:30 受付開始 休憩12:30~13:30)
会場 日刊工業新聞社 東京本社 セミナールーム
※会場には受講者用の駐車場が有りません。必ず最寄りの公共交通機関でご来場ください。
※当日の録音・録画は固くおことわり申し上げます。
受講料

お一人様:48,400円(資料含む、消費税込)

受講にあたり
開催決定後、受講票並び請求書をメール(PDFファイル)にてお送り致します。
申込者が最少催行人数に達していない講座の場合、開催を見送りとさせて頂くことがございます。(担当者より一週間前を目途にご連絡致します。)
受講料
振込手数料は貴社でご負担願います。
キャンセルについて
開催日1週間前までの受付とさせて頂きます。1週間前までにご連絡がない場合はご欠席の方もキャンセル料として受講料全額を頂きます。

主催 日刊工業新聞社
問い合わせ先 日刊工業新聞社
総合事業本部 事業推進部(セミナー係)
TEL: 03-5644-7222
FAX: 03-5644-7215
E-mail : j-seminar@media.nikkan.co.jp
TEL受付時間:平日(土・日・祝日除く) 9:30-17:30
FAX申込みについて

講師

竹野 俊夫 氏(たけの としお)

会場アクセス

日刊工業新聞社 東京本社
セミナールーム
中央区日本橋小網町14ー1
住生日本橋小網町ビル
セミナー会場案内図

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プログラム

基礎知識編

第1章 電動機保守の必要性(生産設備概略の見方・考え方)
1-1 電動機故障の影響と保全に必要な知識・技能
1-2 電動機の種類と基本構成(三相誘導電動機など、銘板、耐熱クラス、ベルト、プーリ、回転子・固定子、軸受、冷却ファン、、)
1-3 電動機保全の目的と方法
(1) 電動機保全の目的 : 事故・停止の防止・寿命延長・コスト削減
(2) 電動機保全の方法 : 日常点検・オーバーホール・予防保全
第2章 電動機の異常とその原因
2-1 異音が発生→どのような音?→どこから発生している?
2-3 発熱がある→耐熱クラスと実際の測定温度を確認故障基準を確認
2-3 電源が入らない→コンタクター、サーマルリレー、アース線等の確認
2-4 過負荷→サーマルリレーが作動した時はここを確認
2-5 振動がある→振幅(変位・速度・加速度)、軸受の固有振動数の測定(定量的な管理方法)
2-6 電動機の異常発見から修理までの流れ
第3章 電動機のオーバーホールの実施基準と準備・計画
3-1 電動機はどういう時にオーバーホールが必要なのか
3-2 オーバーホールの実施手順(分解 ≫ 洗浄 ≫ 修理・交換 ≫ 注油 ≫ 組立 ≫ 調整)
3-3 オーバーホールの前に準備しておくこと(必要な工具等)
3-4 オーバーホール完了までの計画を立てる
3-5 購入しておくべき消耗部品(軸受の種類と選択方法)
第4章 電動機要素の不具合と保全活動に必要な知識
4-1 機械要素部品の構造と不具合(ベルト、回転子、固定子、ベアリング、冷却ファン、軸受、軸継手)
4-2 保守・保全に必要な電気の知識 
(1) 直流・交流
(2) オームの法則
(3) 電力と電力量
(4) 感電、火災、ライン停止(漏電、過負荷、断線)
(5) 機械要素部品が構成されている電気配線図の見方
4-4 分解組立に必要な汎用工具、専用工具、測定工具の使い方等
4-5 生産設備の分解整備に必要な消耗品・交換部品の計画
4-6 取り外した部品の管理方法

実践編

実際の産業用モータを分解して学ぶ
 
第5章 電動機を分解して確認する
5-1 電動機を構成している機械要素部品を確認しよう
5-2 電動機を取り外す場合の安全確認
5-3 電動機を分解するための工具の選択と使い方
5-4 故障した電動機を取り外す時の原因分析の確認方法
5-5 冷却ファンの分解と確認事項
第6章 なぜ電動機が故障したのか?原因を探求しよう
6-1 損傷原因の分析手法を紹介
6-2 電動機の現物を見て、何が壊れているか考えてみよう
6-4 故障原因のなぜなぜ分析手法と再発防止対策
6-5 電動機の部品はなぜ壊れてしまったのか、その原因を考えてみよう
第7章 電動機の組み立て・ 設置の仕方
7-1 回転子へのベアリング挿入方法
7-2 回転子と固定子の組立方法
7-3 組み立てた電動機の確認方法
7-4 電動機を設備に設置する方法(プーリー、軸継手の取り付け方と調整方法)
7-5 電動機の配線接続とアース設置確認
7-6 サーマルリレー、コンタクターの動作確認
7-7 電動機からの発熱・異音確認
7-8 振動測定のデータ分析と計画保全の計画(定量的な管理手法)
7-9 電動機の状態基準保全を行うための振動値確認(他社での実施データを参考にして説明)

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